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アリノスシジミ

ありのすしじみ

鱗翅目・シジミチョウ科・アシナガシジミ亜科・Liphyra属に分類されるチョウの一種。
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概要編集

東南アジアオーストラリア生息しているシジミチョウの一種。

成虫の翼開張は70mm程度で、シジミチョウの中で最も大きい種の1つとされている。


学名はLiphyra brassolis


幼虫は円形で、全身を硬い殻で覆われており一見チョウの幼虫とは思えない姿形をしている。


生態編集

幼虫はツムギアリ(Oecophylla smaragdina)の巣の中で育ち、ツムギアリの幼虫を食べて生活する。


ツムギアリにとって幼虫は巣の材料である葉を繋ぎ止める糸を吐く重要な存在であり、当然幼虫を食べるアリノスシジミの幼虫はツムギアリに攻撃されるが前述の硬い殻のおかげでツムギアリの攻撃は通らず、簡単に幼虫を食べることができる。


しかし蛹から成虫になるとやわらかいチョウの姿になるため無防備であり、ツムギアリに攻撃される。が、体に覆われた鱗粉がツムギアリから身を守ることが知られている。


関連タグ編集

シジミチョウ

チョウ

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