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原曲はauf der alm。日本語の作詞は原田義人とされる。

1951年に発表された灰田勝彦の同名楽曲「アルプスの牧場」とは全くの別物である。

山形屋の店内放送チャイムや、小学校のチャイムとしても使われていたが、最も有名な使用例は、概要にある国鉄(日本国有鉄道)時代に製造された車両に搭載された車内放送チャイムであろう。

車内チャイムとしての今昔

国鉄時代は主に気動車に採用され、キハ80系などの特急形からキハ40系などの近郊形に至るまでほとんどの形式に採用されていた。

また国鉄線内に乗り入れる名鉄キハ8000系にも採用されていた。

気動車以外でも20系客車101系にも搭載されていたといわれている。

国鉄車両は多くが放送機器内蔵のオルゴールだが、民営化以降の特急形車両には電子音タイプがある。

オルゴールタイプは再生開始位置が自由だったようで「鉄道唱歌」や「ハイケンスのセレナーデ」と比べて再生開始位置がズレていたり、途中で切れてしまっている事例も確認されている。

後述の新型車両を除くこれらの車両は老朽化により順次引退の傾向にあり、現在では廃車から取り外された放送機器のみ保存されている例も多い。

近年ではJR東海の電気式ディーゼル特急車両HC85系杉浦哲郎編曲による演奏収録の車内チャイムが搭載された。走行線区がかつて国鉄特急形車両(キハ80系列)で運行されていた由縁で採用となった。

2022年7月以降、HC85系が充当される特急「ひだ」号及び特急「南紀」号で聞くことが出来る。

なお、当アレンジBGMは、スギテツの「SUGITETSU STATION~THE BEST OF RAILROAD MUSIC~」に、通常の2バージョンに加えて『Long Mix』バージョンが収録されている。この他、JR東海の飛騨・高山観光のCMにも用いられている。

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アルプスの牧場(車内チャイム)
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