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CV:増谷康紀(日本語)、Crispin Freeman(英語)

概要編集

オーシア国防空軍所属の軍人で、物語の舞台となるサンド島基地の副指令。階級は大尉。

エリートでありながら周囲への気配りを忘れない優秀な人物であり、軍属のみならず民間人に対しても丁寧な対応を行っている。

サンド島基地の司令であるペロー中佐は傲岸不遜で人望が皆無であり、それも手伝って基地内で彼を慕う人間は多い。


関連タグ編集

エースコンバット


以下、本編のネタバレを含みます


























































黒幕である「灰色の男たち」の内通者。彼が過去に派遣将校として配属された8492飛行隊はオーシア空軍に潜り込んだ「灰色の男たち」によって構成された部隊であり、この時に彼らの思想に感化されて内通者としての活動を始めている。また、同じ時期にパイロットとして訓練も施されている。


主人公の所属するウォードッグ隊の活躍によって戦争が終結に向かう物語中盤、戦争継続を望む「灰色の男たち」の意向を受け、ウォードッグ隊を排除するために敵国のスパイとして告発する。これによってウォードッグ隊は基地から逃亡せざるを得なくなり、追撃に出た友軍機によって全機撃墜という憂き目にあうこととなる。

(ちなみにウォードッグ隊の逃亡の際、ハミルトンはナガセに殴られている)


終盤のスーデントール攻略戦では自ら戦闘機(MiG-1.44)に搭乗して出撃。ラーズグリーズ隊と名を変えて活動を続けていたウォードッグ隊と熾烈な航空戦を繰り広げた。施設破壊のためにウォードッグ隊が実験施設内のトンネルへ突入した際にも追撃したが、トンネル内で味方機の残骸に衝突、その場で機体が爆発して戦死という呆気ない最期を遂げた。この際ちゃんと、敵機を撃墜した瞬間、追撃してきたハミルトン機がレーダーから消失している


ナガセ《ハミルトンは?》

グリム《死にました。はじけ飛んだ敵機にぶつかって》

因みに敵機を撃墜しない場合、ハミルトンは閉じるシャッターに激突して死亡するが、上記の台詞は変化しない。



なおハミルトンは「(ラーズグリーズを倒し)すべての戦争に終止符を打つ」、「ベルカの核を手に入れ、その恐怖で愚かな戦争を終わらせるんだ」、「核兵器は我々のものだ!ユークに勝つのだ!」と発言しているが、この戦争を引き起こしたのは他でもない彼らの陣営(灰色の男たち)であり矛盾する。核抑止で世界平和を目指しているともとれるが、この世界では核兵器以外にも、それらに匹敵する大量破壊兵器がゴロゴロしている上に、それを当然のように使用しようとする連中が多いため夢物語でしかなく、8492飛行隊のメンバーから虚偽の思想を植え付けられた可能性がある。


また、彼自身も本来はこのような未来を望んでいたわけではなく、ジュネットに対し、伯父が軍人でなければ彼のような職業につきたかったと語り、終盤でも「畜生!こんな生き方をするはずではなかったのだ!!」と叫んでおり、他の台詞(普通にクリアすると聞けない無線を含む)でも自身の人生に対する怨嗟をぶちまけている。またバートレットからは生真面目すぎると諭されている等、哀しき悪役でもある。



余談だが上述のトンネルへの突入はトンネル自体の狭さとハミルトンからの追撃が相まって難易度が高く、その印象深さからファンの間では「ハミルトンネル」なる愛称がつけられている。

また、エースコンバットインフィニティでは彼の仕様のMiG-1.44 -HT-が登場、特殊兵装がUGBからFAEBに変更されている。

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