概要
初登場は初代メダロット。頭に笠を被った、昔話『分福茶釜』のタヌキがモチーフのTAN型メダロット。男型。
名前の由来はたぬきうどんとかに入っている揚げ玉。
ぽんぽこと音が鳴りそうな腹太鼓で相手の攻撃を無効化する貴重な『完全防御』の使い手であり、両腕のハンマーによる鉄拳を繰り出す攻防一体の機体。
性能
- 頭部 エアバッグ
まもる行動 完全防御
- 右腕 クルクルハンマー
なぐる行動 ハンマー
- 左腕 メガトンパンチ
がむしゃら行動 ハンマー
貫通性能。
- 脚部 ダイコクチョー
二脚
劇中の活躍
初代メダロットでは商店街のお婆さんが使用してくる。
漫画版では、相方のア・ブラーゲと共にロボロボ団のメダロットとして登場する。
エアバッグでメタビーの攻撃を無効化し、両腕のハンマーで追い詰める。
しかし、戦闘の最中に遺跡が崩れてマザーメダロットが露になり、彼女と対話したメタビーがメダフォース(暴走状態ではなく、ゲーム版のような必殺技)を発動し、エアバッグを貫通されて敗れた。
この時に入手した頭部のエアバッグは、パーツを修理する間の仮のパーツとして使われている。
また、廃校に住むセキゾーとカラスに誘拐されたメダロットの1体としても登場する。
アニメ版では、ロボトル大会で誤解からイッキと喧嘩し、メンテナンスしてない状態でコウジのスミロドナッドに惨敗したメタビーのメダルが偶然ロボロボ団に拾われた時の仮の体として登場。
サケカース達の甘言に一時期ロボロボ団に身を寄せるも、イッキから事情を説明されて誤解が解け、イッキの元に戻る。
他の媒体での登場
メダロットNaviでは後継機のラ・ア・ゲダマーが登場。先輩と全然似てないラ・ア・ブラーゲと違い、こちらは先輩とそっくり。向こうは性別が違うがこちらは脚部が多脚に、頭部が未満防御になっている。
メダロット弐COREを最後に長らく出番がなかったが、メダロット9にて漸く再登場する。
装甲がめっちゃくちゃ硬くなり、頭部がヘヴィパーツでもないのに350もある。
脚部特性は、余ったヘヴィリミット(ヘヴィパーツの装備できる最大値。これを超えると動きづらくなり、性能も下がる)の数を頭パーツの使用回数に追加される『かくしだま』。
港町にいるカメキチの愛機としての他、脚部パーツを狙う不気味な野良メダロットとして登場する。