鮭の卵の加工品。より正確には、産卵寸前でバラバラになりかけた鮭の卵巣をほぐし、卵粒だけを選り分けて塩漬け、醤油漬けにしたもの。食用。
名称はロシア語で「魚卵」を意味する語икраから転化したもので、嘗てはキャビアの代用品を指した。
卵粒がバラバラになっていない卵巣を塩漬けしたものは「筋子」(すじこ)と呼ばれる。
イクラといえば鮮やかな赤色をしているのが特徴だが、これは親となる鮭が主な餌とする甲殻類の赤色色素が定着した結果であり、鮭の身が赤いのと同じ原理である(これ自体はサケ科の仲間全般の特徴)。
そのためヤマメやイワナといった一生を淡水で過ごすため身に色が殆どつかないサケ科の仲間の卵は綺麗な黄色をしている。
これを加工したものを黄金イクラと呼ぶこともあり、商品化もされている。
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