概要
全長9mほどの大型のイグアノドン類である。
名前の由来は「イグアナの巨像」から来ている。
白亜紀前期の北アメリカに生息していた大型の植物食恐竜で、イグアノドンにごく近い恐竜である。
他のイグアノドン類と異なる点は、尾側から見て湾曲した扁平上皮の尾内側突起に後頭上との接触面があること、後縁が凹状であるが頭蓋端の拡張が殆どない恥骨頭蓋突起、内側外側に圧縮されブレード状になっている扁平骨の眼窩後突起、恥骨が先細になっている点である。鈍点まで、腸骨の寛骨臼前突起の頭側端は水平ブーツに変形し、軸方向の神経脊椎はブレード状で半円形の輪郭を持ち、腸骨の背側縁は真っ直ぐなのが特徴である。