概要
第32話で初披露されたキュアフォーチュン(氷川いおな)のイノセントフォーム。
自分を異性として好きだと言ってくれた海藤裕哉がサイアークにされたことで、彼を守りたいという気持ちがいおなにとっての「イノセントな思い」の覚醒のきっかけになった。
いおなは24話でプリキュア恋愛禁止令への異論として「大事な人ができるから強くなれることもある」と語っているが、いおなにとって裕哉が大事な人になったからイノセントフォームに覚醒したというシンプルな構図ではない。
裕いおの項目を見ればわかるが、いおなは裕哉に恋愛感情を持ったとははっきりと描かれていない。将来的に恋愛に発展する可能性はあるかも知れない、という形にすぎない。
いおなは、自分を異性として男子が意識して好いてくれる現象そのものを「大切なこと」として受け入れたことでイノセントフォームを覚醒させた。
「大事な人ができるから強くなれる」可能性を秘めているのはいおなを好きだと言う裕哉の方であり、その可能性こそをいおなは守りたいのである。
児童誌ではいおなのイノセントな思いをみんなの「好き」という気持ちを守りたいという言葉で総括していた。
固有決め技は「プリキュア・エメラルドイリュージョン」。サイアークを巨大なエメラルドの中に封印してしまう技。