概要
黄金の太陽シリーズに登場する『開かれし封印』での主人公ロビンの仲間の一人であり
風のエナジストの15歳の少年で、4人の中では最年少。
『イワン』は ロシア語圏でもっともポピュラーな男性名(英語の場合は、ジョン、
フランス語ではジャン、イタリア語でジョバンニ、オランダ語でヤン、
ドイツ語ならヨハン、もともとはラテン語のヨハネ)故に同名のキャラも多く出るので、検索する際は『黄金の太陽』のタグも入れる事を勧める。
人物
カレイの町の大商人ハメットの召使いでありながら彼の養子でもある。
その為か、常に敬語で一人称は「僕」で穏やかな性格をしていて、リードで動物と会話してる一面も。
年相応の面もちゃんとある。
メンバーでは最年少だが、聡明でジェラルドよりしっかりして落ち着いて、
見た目は可愛く華奢な体格をしている。
風のエナジストらしく風と雷のエナジーを使いこなし、人の心を読んだり動物や植物に石像の声を聞きと会話出来るエナジー『リード』と、後に習得する通常じゃ見えない物を診る事が出来る『イマジン』(さらに強くなると予知能力も使えるらしい)を使いこなし真実を見抜く事が出来る。
クープアップ村の盗賊騒動から『シャーマンのツエ』を無くした事が原因で
ツエが見つかるまで村に残るように言われ、一人残され(この事についてはハメット自身も「イワンは可愛いです、けれどツエが無くなったのはあの子の責任です」と答えながらも彼の力を信じ、下記の理由も考えてやむを得ずそうした事)て困っていた所をロビン達と出会い彼らと協力して盗賊達からツエを取り戻し、ロビン達や彼を心配してくれた村長達に礼をした後にロビン達と別れ、
盗賊達の話からルンパ村に行ってしまったハメットを助けようとしたがけっきょく助ける事が出来ず(プレイヤーの行動次第で後に救出に成功し、救出してあげた場合のクリアデータを『失われし時代』のデータに引き継ぐと後にお礼が貰える)、ロビン達と別れる前にリードでロビンの心を読んで彼らの旅の目的を知ったため、助けられず無駄に時を過ごすくらいなら彼らに協力した方が良いだろうと思い、改めて仲間になった。
余談
『イマジン』のエナジーはラマ寺の主で風のエナジストの女性のハモから教えられ、
彼女の意味深な発言と懐かしい感じが気になりながらも使命を優先する事に。
生い立ちに謎が多く、後に赤ん坊の頃に風のエナジストがハメットに商人としての知恵と
共に自身とシャーマンのツエを彼に預けた事とクープアップ村のトラブルや
ロビン達との出会いが自分の運命である事を知る。
『失われし時代』でメアリィがトラップにかかって落ちてジェラルドも彼女を助けようと落ち、自身はロビンと共にカーストとアガティオと戦う事になり、
彼はカーストと戦うが倒されてしまう。
後にロビン達がガルシア達と衝突しそうになったのを仲裁したのは彼である。
実は古代文明アネモスの末裔でハモは実の姉である。
母親はイワンをハメットに預けた後にその悲しみから亡くなった。
その事を考えると、展開上とシステム上の都合とはいえ
ガルシア達がシャーマン村のモアパ達に会い、ギアナ村の勇者『イエグロス』のみが成功したトライアルロードを乗り越え彼らと戦ったのは・・・・
『漆黒なる夜明け』では気は強いが聡明でしっかりしていて父親想いの娘のカリスを授かる(妻は不明だが、カリスがリード等を習得していない代わりに優しい風で仲間を癒すエナジーが使える辺り恐らく相手は風以外のエナジストか普通の人間だろう)
彼自身は名前しか出て来ない(ロビン達の姿を考えると出て来ない方が正解かもしれないが)。
『グライダーウィング』を作りロビンを助けていたが、リードが原因で人間不信になった事をカリスが語る(幼い頃に聞かされた過去の出来事って可能性もあるが)
彼女の迷台詞(いずれも病気の老人を助けようとする気持ちや、極悪人に対する怒りだが)も有名だが、トレビのコロッセオの出来事でロビンを手助けするつもりでエナジーで細工する事にしたのは彼であり、わりとしたたかな一面もあるようである。
ちなみに何気にテーマ曲(彼女は戦闘曲ならあった)があるキャラであり彼メインのイベントでよく流れる。