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名称について編集

本道具は原作作中では名称は明かされず、原作関連の書籍では資料により「テレビ塔」「ミニテレビとう」などと表記されており、「インスタントテレビ局」の名称は水田版アニメ(2012年放送)のものである。

概要編集

てんとう虫コミックス11巻「テレビ局をはじめたよ」に登場。

テレビ塔を模した形状で、家のテレビに設置することでそれがカメラと放送局に早変わりし、その部屋をスタジオとして自分たちで番組を作って放送することができる。

放送範囲は狭くは近所の範囲から広くは日本中までダイアルで調整でき、範囲内の他のテレビは、チャンネルを変えてもスイッチを切っても、テレビカメラになったテレビに映っているものを映し続ける。

のび太は番組を見たクラスメイト達から自分も出してほしいとせがまれ、順番を決めて彼らを出演させることにしたが、これを利用して秀才クラスメイトの戸手茂できるにその日の宿題の答えを教える番組をやらせたりするという姑息な手もつかったりした。


藤子先生の先見の明?編集

個人が考えた番組を公に向けて発信するという考えは21世紀の現代においては「YouTube」をはじめとする各種動画投稿サイトに通じるものがある。

無論、原作が書かれた当時はこれらのサイトはもちろん、ネットというものも存在しなかった時代である。

真水ストローセルフしょうぎのように21世紀の現代において実現したひみつ道具も少なからず存在するが、このインスタントテレビ局もそのひとつといえよう。


関連項目編集

ドラえもん

ひみつ道具

テレビとりもち…用途こそ違うが、TVに影響を及ぼす道具

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