概要
加藤実秋の連作短編ミステリー小説。第10回創元推理短編賞受賞作。
続編として連作集『チョコレートビースト』『ホワイトクロウ』『Dカラーバケーション』。長編『ブラックスローン』が創元推理文庫や集英社文庫より刊行されている(2014年4月現在)。
フリーライターの高原晶が旧知の編集者・塩谷と共に立ち上げたホストクラブ『インディゴ』。
クラブDJ感覚の店作りとホスト陣で人気はまずまずだが、なぜか警察沙汰級のトラブルが舞い込んでくる。晶とホストたちは探偵よろしくトラブルの収拾にあたるのだった。
メディアミックス展開
TVドラマ
2010年1月から3月まで、森口瑤子・六角精児主演、東海テレビ・共同テレビ制作、フジテレビ系全国ネットの昼ドラとして放送された。
ドラマ化に当たり、設定の一部が変更されている。
『相棒』の米沢守役で脚光を浴びた六角精児が主人公の一方を演じる他、レギュラー陣にスーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズに出演した俳優が多く出演するなど、制作会社が違うにもかかわらず東映色の濃いキャスティングとなっている。
舞台
ドラマ版をベースに、2010年4月から6月まで全国22都市で上演された。
ホストの一人「犬マン」を中心に物語を展開している。主演はドラマ版でも犬マンを演じた天野浩成他。
漫画
2014年から『ビッグガンガン』にて連載されている。作画は白木苺、構成・背景設定は中村朝。