概要
1950年に公開されたアメリカの映画。
監督はジョセフ・L・マンキーウィッツ。
原題は「All About Eve」。
米国アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞(白黒)、録音賞、助演男優賞(ジョージ・サンダース)を受賞した。
また、14部門へのノミネートはタイタニック、ラ・ラ・ランドと並んで歴代最多タイである。(2023年時点)
あらすじ
アメリカの演劇会で最高の栄誉である「サラ・シドンズ賞」の授賞式が行われている。
受賞者は今最も注目されている若手女優イヴ・ハリントンだ。
会場中のほとんどの人が拍手を送っているが、ごく一部、彼女の本性を知る者だけは複雑な表情を浮かべていた。
物語は8ヶ月前に遡り、演劇界の大女優であるマーゴのもとに、女優志望の若者イヴが訪れる。
登場キャラクター
()内は演者。
- イヴ・ハリントン(アン・バクスター)
舞台女優志望の若者。
- マーゴ・チャニング(ベティ・デイビス)
演劇界の大女優。40歳。
- カレン・リチャーズ(セレステ・ホルム)
マーゴの友人の女性。
- ロイド・リチャーズ(ヒュー・マーロウ)
カレンの夫。脚本家で、マーゴの主演作品を多く手掛けている。
- ビル・サンプソン(ゲイリー・メリル)
マーゴの年下の恋人。舞台監督。
- アディソン・ドゥイット(ジョージ・サンダース)
舞台の評論家。
彼に気に入られるか否かが舞台の評判を左右するというほどの影響力を持つ。
- マックス・ファビアン(グレゴリー・ラトフ)
プロデューサー。
- カズウェル(マリリン・モンロー)
まだ駆け出しの新人女優。