概要
ファンシーなウサギのぬいぐるみそのまんまな外見、正式なスペックが一切不明(推定身長20メートル前後)、というふざけた存在だが、その強さは、パイロットであるシャランラ・シースルー嬢の常識を超越したバイタリティのせいもあり、作中でも随一。
飛行能力を持ち、武器は巨大なピコピコハンマーと、バスケットに仕込んだニンジン型ビットのキャロビット。
エネルギー源もやっぱり不明だが、その強さの秘密は、シャランラ嬢曰く「この世で最も強いもの……それは、「愛」よ!」とのこと。
ちなみに、本編中では機体名は呼ばれていない。その名がファンに広く知れ渡ったのは、後述の「ブレイブサーガ」参戦によるところが大きいだろう。また、本編にはカメリンMk-2という機体も登場したが、こちらは戦闘すらしなかったので、詳細スペックはやはり不明。
なおmk-2という名称からしてmk-1も有るのかもしれないが詳細不明。ブレイブサーガにて、拓矢達がマイク・サウンダース13世と初めて会った際にも
拓矢「13世って事は1から12まで兄弟がいるんだよな」
和樹「わっかんねーぞ、シャランラのウサリンmk-2だってmk-1は一度も見たことないからな」
というセリフからして、少なくとも本編外でも戦線に登場したことは無いようだ。
作中での活躍
初登場は、16話「恋する乙女は一億メガトン」。
- 何の配慮も無く、突然東京の街中をのしのし歩きまわる。
- 襲ってきた数十体のカスタムギア(雑魚メカ)を一体で迎撃し、傷一つ負わずに撃退。
- 足止めをしようとしたアドベンジャーとシルバリオンを撃墜し、巨大チェリーパイに叩き落とす。
- ゴルドランの必殺技であるスーパー竜牙剣・一刀両断斬りを、バンクを無視してピコピコハンマーで受け止め、なおかつゴルドランをピコピコハンマーで滅多打ちにして海中に沈める。
主人公であるはずの勇者(ゴルドラン)たちを蹂躙しまくり、恋する乙女の理不尽なまでの恐ろしさを見せつけたウサリンだが、後に再登場した際、シリアス・ワルザック操るデスギャリガンの主砲によって損傷、行動不能になったと判断したシャランラによって、自爆という最期を遂げることとなる。(ちなみに、頭部が脱出ポッド)
「ブレイブサーガ」において
その後、「新世代ロボット戦記ブレイブサーガ」に隠しユニットとして登場。あちこちの戦線ででピンクの悪魔と恐れられていた(ルート分岐で「ゴルドラン」ルートを選択。ブラックマイトガインとのニ択になるが)
EP無消費の技がない代わりに、やっぱりとんでもない強さを誇り、ついにはどこぞの勇者王の技まで真似るようになってしまった。
ていうか、「ブレイブサーガ2」では当人からハンマー奪っちゃった。それもマーグハンドなしで……(ガオガイガーがマーグハンド無しで最大出力のゴルディオンハンマーを使用した場合、重力波で腕部や右半身が大きく損傷してしまう)
前述のとおり機体の使い勝手が良く、合体技である「GGGピコピコハンマー」の威力も高いので、加入から最終ステージまで使うプレイヤーが当時非常に多かったとのことである。