「デスギャリガン、トランスフォーム!」
CV:定岡小百合
概要
ワルザック共和帝国の皇帝トレジャー・ワルザックの次男(第二王子)で、年齢は12歳。実兄のワルター・ワルザックとは8歳も離れている。好物はアイスクリーム。
シリアスという名前の通りに冷徹非情な性格で、自分以外の全ての人間に心を許さない。
ちやほやされて育ったワルターの体たらくを受けてか、幼少の頃から機械のもとで英才教育を受けてきた天才的な頭脳の持ち主。部下の親衛隊も全てアンドロイドである。
失態を重ねるワルターの代わりにレジェンドラの勇者奪取を任され、タクヤ達の前に冷酷な敵として現れた。部下を容赦なく処刑したり、実兄であるワルターの殺害を幾度となく謀っている。
実際は愛情に飢えており、愛犬のレイザーだけには心を開いている。
心の中に秘めた願望を夢の惑星「ミラダイス」に覗き込まれて破壊したり、惑星ムッティーの孤児を救ったこともあった。
自艦「シュヴァンシュタイン」の炎上でレイザーを失い、父に愛情を求めて見捨てられた絶望から、ワルターの乗艦「デスギャリガン」と「シュヴァンシュタイン」の装甲を掛け合わせた「サイバーデスギャリガン」の生体パーツとなって全てを破壊しようとしたが、タクヤ達に救出されてワルターと和解する。
ゲーム『ブレイブサーガ2』では洗脳されたワルターを救おうとキャプテンシャークの艦長代理(船ではなく戦艦だからと艦長代理を主張)となり、イーザック船長と全く同じ名乗り口上を上げてタクヤたちに突っ込まれた。
余談
シリアスのテーマと言える『英才教育の歪み』は、昭和末期に放送された『蒼き流星SPTレイズナー』の後半に登場したル・カインや番組後半に同時放送されていた『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレーでも提議されており、非常に興味深い。