CV:玄田哲章
『このソドラ王・・・ホラフキーノ・ニマイジータ様の力・・・みせてやる!!!』
概要
本名:ホラフキーノ・ニマイジータ。第37話に登場。
ゴルドランたちに代わって、惑星レジェンドラの旅に出ようと企んだ惑星ソドラの王。姿形は埴輪そのもの。相手を騙す時は人間の姿になる、名前の通りホラ吹きの二枚舌(ほらふきのにまいじた=ホラフキーノ・ニマイジータ)である。
惑星ソドラを惑星レジェンドラに偽装して(惑星に浮かぶ巨大文字「ソドラ」を「レジェンドラ」に変更等)、タクヤや勇者たちを騙し、ソドラで足止めさせようとした。
(レジェンドラへ向かう時に、OPのパロディが組み込まれたが『勝手に冒険を始めるなぁぁぁっ!!!』と阻止された)
作戦が失敗した時は、スカイゴルドランのそっくりのソドラ合体ゴルソドランを呼び、スカイゴルドランを攻撃。スカイゴルドランより性能が22%アップ(当社比)されており、武器や技もスカイゴルドランと同じである。オリジナルで顔・手・足が飛び出る打撃技、胸に大筒がある。ソドラ王同様、顔が埴輪である。
毎週TVでチェックして、アドベンジャー・ゴッドシルバリオン・レオンカイザーにそっくりな、バッタもんの勇者ロボ(いずれも性能が22%アップ、アドベンジャーはさっきのOPのパロディも入れてもう1体)も事前に用意していた。だがキャプテンシャークの事だけは知らず、バッタもんのキャプテンシャークを製造してなかったのが大きな敗因となり、グレートゴルドランの前に敗れてしまう(逆を言えば、キャプテンシャークの偽物を作っていれば間違いなく勝っていた)。
その後、何事もなかったかのようにタクヤたちの旅の無事を祈り、記念品のノートを贈呈した。タクヤたちは「調子のいいやつ」と思っていたが、ダイは日記がつけられるという事で喜んでいた。
直後にワルザック共和帝国の艦隊の接近を側近が知らせ、それに備えて再び惑星を偽装、ワルザック艦隊への迎撃が始まろうとしたところで話が終わる(ワルザックのロボット兵のバッタもんも作られたかは描かれずに終わっている)。
なお、絵コンテ・演出はナベシン(ワタナベシンイチ)氏が担当しているため、ギャグ度も22%アップ(当社比)。とにかく突っ込みどころが多い回であった。
ただし、本物より強い偽物で正義の味方を追い詰めるというアニメの掟破り(実際に、普通に起きそうだが;)をしたこともあり、一話のみの登場にもかかわらず知名度は結構高い。
勇者シリーズのクロスオーバー作品『ブレイブサーガ2』には直接登場していないが、半オリジナルキャラの「ソドラ女王」が登場しており(ソドラ王との関係は不明)、上記ゴルソドランに加えシリーズの歴代1号ロボ(キングエクスカイザー・武装合体ファイバード・ダ・ガーンX・マイトガイン・ジェイデッカー・ファイヤーダグオン・バーンガーン)のパチもんまでこさえて襲ってくる。もちろん全機性能は22%アップ(当社比)だぞ!
だが資料に前作(ブレサガ1)を選んだせいか、ブレサガ2で新規参戦したガオガイガーとセイバーヴァリオンの偽物だけいない。
しかも、詰めの甘さは王と同様らしく、2号ロボのパチもんを作っていないため、各勇者ロボがグレート合体してしまえば個々の戦力差も埋めることができ、最後にはフルボッコにされる。
さらには、特定の条件を満たすとプレイできる隠しシナリオでは「黒いロボットだから悪のロボと思っていた」と、ブラックマイトガインを保護して刺客として差し向けようとし、結果として勇者たちとブラックとの再会を助けてしまっている。