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ウトゥルス=フルエフル

うとぅるすふるえふる

ウトゥルス=フルエフル(Ut'ulls-Hr'ehr)とは、クトゥルフ神話に登場する神性である。分類はグレート・オールド・ワン。旧支配者。

フトゥルス=フルエフル(Ht'ulls-Hr-ehr)ともいう。邦訳ではウーツル=ヘーアとされることもある。別名大いなる角持つ母神。


シュブ=ニグラス長女性魔術の実践者が崇める女神。

クトゥルフの姉妹であり妻であるカソグサとセットで崇拝するカルト教団「孤立の娘たち」が存在する。拷問と性の儀式で彼女を崇拝する。

外見の描写から丸い身体をしているらしく、危険が迫るとアルマジロのように丸まり、その骨質の鎧でほとんど貫通できない防御力を獲得するという。

唯一の攻撃方法は角で対象を突き刺すか引っ掻くかして毒液に感染させること。感染者の肉は腐り落ち、怖ろしい病気にかかってしまう。長くとも一分以内には息絶えるだろう。

旧支配者の中ではあまり強大な力をもつタイプではなさそうである。


ジョセフ・S・パルヴァー著、ケイオシアム社刊行の『Nightmare's Disciple』に登場する。近年の作品であるためか、あまり言及や二次創作はされていない。彼女の名前でネット検索するとmugen入りしたキャラクター(メイン画像)についての記事や動画がヒットする。


タカラトミーTCGWIXOSS』には、ウムル・アト=タウィルが元ネタと思しきウムルタウィルの融合ルリグとして「ウトゥルス」がいる。


外見の描写編集

灰色がかった卵形の鎧のような胴体は骨のような鱗で覆われている。三日月型の頭には、先端から何か黒い物質をにじみ出す、黒いあばただらけの曲がった角が髭のように生えている。

目はなく、目に見えるような口もない。二つの葉脈のついたような膜質の青い突起物が顔のまんなかに生えており、一本がもう一本の上に来ている。

後頭部からは、びっしりととげの生えた突起物が伸びている。その下の胴体は黒い胸部で、下側はいくつもの赤っぽい乳首で覆われ、その両脇を数百もの魚のヒレのようなものが縁取っている。

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