概要
英名:Woolly gigantelope
学名:Megalodorcas borealis
5000万年後の極地のツンドラやステップに棲息するウシ科動物ジャイガンテロープの一種。
その姿は人類時代のアメリカバイソンやジャコウウシ、そして人類時代初期の絶滅種であったケナガマンモスに似ており、肩までの高さが3mもある。
冬になると全身に長い毛が生え、顔の前まで伸びた角で雪を掘って食物を漁る。また、夏の間に摂取した栄養分を背中に脂肪の瘤として蓄え、食物が少ない冬に備える。
この二つの特徴は人類時代の寒冷なステップに生息していたフタコブラクダに見ることができる。
サバンナのジャイガンテロープ(主にギガンテウス種)と比べると、餌が少ない地域に生息するのと、熱を放散するのではなく蓄えなければいけない為 アレンの法則に従って少しだけ小さい。
天敵は、プレデターラットの一種で人類時代のホッキョクグマや それ以前のサーベルタイガーの生態的地位を担ったバーデロットに老体や子供が襲われることがある。
関連タグ
- ジャイガンテロープ→本種が所属する大型動物群
- ボンゴ/エランド/アダックス/オリックス/ガゼル/ヌー→祖先とされるアンテロープ類
- バイソン/ジャコウウシ→人類時代に同生態的地位にいた近縁種
- フタコブラクダ→人類時代に収斂進化した種