ストーリー
第5シーズン~第7シーズン(エイリアンフォース)
15歳になったベンがふたたび腕時計オムニトリックスを装着し新たなる侵略者“ハイブリード”
との戦いが始まる。宇宙パトロール「配管工」からの要請を受けてエイリアンフォース結成!
かっての大悪党・ヴィルガクスも再登場。もちろん(CV:斎藤志郎)である。
主なレギュラー
エイリアンフォース
- ベン・テニスン(CV:保志総一朗):15歳の高校生、かつてはエイリアンに変身し活躍したが、高校生になった事で自尊心も生まれている。内面も成長し、いたずらにエイリアンのパワーを使うことは少なくなった。
- グウェン(グウェンドリン)・テニスン(CV:前田沙耶香):15歳の女子高生、魔法少女である。本作にて出自が明らかとなる。
- マックス(マクスウェル)・テニスン(CV:たてかべ和也):冒頭(第5シーズン)よりエイリアン逮捕の際に異次元に巻き込まれる…
- ケビン・レビン(CV:杉山紀彰):なんとマックスに代わって彼らの仲間に!
ベンが変身できるエイリアンヒーロー
本シーズンから登場するエイリアンを表記。本作から変身時にエイリアンヒーローの名前を名乗るようになった。
また、前作よりもグロテスクになった変身バンクが存在し、骨格変化の様子が描かれるように。
本作のオムニトリックスは旧型のオムニトリックスが変化したものであり、変化に当たって変身できるエイリアンが変更された。また、本作の戦闘員枠であるDNAリアンに埋め込まれたゼノサイトを取り除いて人間に戻す機能が追加された。
- エコーエコー
出身 | 惑星ソノロシア(由来:「sonus」(羅:音)) |
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種族 | ソノロシアン |
名前の由来 | 「echo」(英:反響) |
CV | 保志総一朗 |
体がシリコンで出来た機敏な人型エイリアン。口から音波を放ち、物体の破壊や防御、索敵に利用する。
分裂することができ、団体攻撃が得意。分身が別のエイリアンヒーローに変身する事も出来るが、連携が上手くいかないのが弱点。
アルティメット版は体の色が青くなり、体に装備されたスピーカーを操作して、指定の場所に超音波を放つ事が出来るようになる他、音波を利用して飛行が可能。
- グープ
出身 | 惑星ヴィスコシア(由来:「viscosity」(英:粘度)) |
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種族 | ポリモルフ(由来:「polymer」(英:重合体)+「morph」(英:変身。『パワーレンジャー』のモーフィンに同じ)) |
名前の由来 | 「goop」(英:どろりとしている) |
CV | 相原嵩明 |
スライム型エイリアンで、変身と同時にベンの骨格と肉体も溶ける。
不定形のボディを活かし、狭い場所に入り込んだり、物体の収容も可能。
弱点は「一緒に動き回る円盤」であり、これはスライムの体を時々固定化させるのに必要な部位となっている。体から酸性の物質を放つ。
- スワンプファイアー
出身 | 惑星メタノス(由来:「メタンガス」) |
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種族 | メタノシアン |
名前の由来 | 「swamp」(英:沼)+「fire」(英:火) |
CV | 相原嵩明 |
炎を操る人型エイリアン。
ヒートブラストが溶岩をモチーフにしているのに対し、こちらはホウセンカの様な外見をした有機的なフォルムをしており、ワイルドバインの植物要素を引き継いだようにも思われる。
おまけに体が腐葉土で覆われ、メタンガスが発生しているので臭う。オムニトリックスを破壊されない限り、体を切断されても何度も再生することが可能(ただし、ベンが変身前から有しているダメージはダイレクトに反映されてしまう)。また、その見た目通り、植物を操ることが出来、背中から種子を飛ばして伸びた蔓で攻撃する。
その匂い故に敵に気配を悟られやすく、電気にも弱い模様。
アルティメット版は水晶玉に絡まった樹木型となり、火力が格段に上がる。こちらの武器は水晶型の焼夷弾となっている。
オムニバース版は顔のデザインが丸々変わっている。
- ブレインストーム
出身 | 惑星エンセファローヌス(由来:「encyclopaedia」(羅:百科事典)) |
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種族 | セレブロックルステシアン(由来:「cerebro」(英:脳)+「crustacean」(英:甲殻類)) |
名前の由来 | ブレインストーミング |
CV | 金光宣明 |
頭蓋を展開して脳から強力な雷を出す蟹型エイリアン(腕からも発射可能)で、鋭いハサミが接近戦での武器。
また、蜘蛛の巣や垂直の壁のような場所でも問題なく歩行できる他、カニ型なので水中でも活動可能。
この中では一番の知能を誇り、難しい計算も即座に解き明かし、弾道を計算してスーパーショットを決める事も可能(ただし音波攻撃で脳にダメージを与えられるのは苦手)。ポジションとしては前作のグレイマターに相当する。
変身すると口調は敬語になる。
- ビッグチル
出身 | 惑星カリマイース(由来:「Kylmys」(芬:寒い)) |
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種族 | ネクロフリージァン(由来:「necro」(英:死))+「freeze」(英:凍結)) |
名前の由来 | big(英:大きな)+chill(英:冷気) |
CV | 小松史法 |
壁をすり抜け、透明になり、敵に凍てつく息を吹きかける蝶型亡霊エイリアン。前作でいうゴーストフリークとスティンクフライを合わせたようなポジション。
羽を畳むと隠者のような姿になる。彼らネクロフリージァンは80年周期で無性生殖(産卵)する。 この為、ビッグチルに変身したベンは産卵期が近付いた影響で街の金属を金属をやたらと食べるようになった。
天敵はサイコオプティランという蜂のようなクリーチャー(作中ではネメトリックスというオムニトリックスで変身できるエイリアンの天敵になれるアイテムで変身したヒプノティックという個体が登場)。
アルティメット版は全身が赤くなり、低音の炎を操る。オムニバース版は上半身が肥大化したデザインに変更された。
- クロマストーン
出身 | モロテシ(由来:「Morotesi」(土:紫外線)) |
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種族 | クリスタルサピエン(由来:「クリスタル」+「ホモ・サピエンス」) |
名前の由来 | 「χρώμα」(希:色)+「stone」(英:石) |
CV | 金光宣明 |
アメシストの様な姿をし、光を吸収し、レーザービームを放つ人型エイリアン。
ケイ素で構成された頑強なボディで敵の光線を反射できる他、飛行能力を有する。
前作のダイアモンドヘッドのポジションに相当する。
- ヒューモンガソー
出身 | 惑星テラディノ(由来:「ティラノサウルス」+「Dinosaur」(英:恐竜)) |
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種族 | ヴァクサウリアン(由来:「vaxa」(氷:成長)+「saurus」(希:トカゲ)) |
名前の由来 | 「humongous」(英:巨大)+「Dinosaur」(英:恐竜) |
CV | 金光宣明 |
ディノサウロイド型エイリアンでこの中では最も強力なパワーの持ち主。今作のフォーアームズ枠。
詳しくはこちら。
- ジェットレイ
出身 | 惑星エアロペラ(由来:「aero」(英:空気)) |
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種族 | エアロフィビアン(由来:「aero」(英:空気)+「Amphibia」(英:両生類)) |
名前の由来 | 「jet」(英:噴流)+「ray」(英:エイ) |
音速級のスピードで自在に泳ぎ、飛行できるマンタ+人間の様なエイリアン。
眼や爪先からビームを放つ。スピードタイプに見えて、放射線や熱、砲撃に耐え得るほどの頑丈さを有する。
猛禽類のように足で物体を掴んで飛行できる他、星間飛行すらも可能である。
- スパイダーモンキー
出身 | 惑星アランハスチミア(由来:「Araneae」(羅:蜘蛛)+「scimmia」(伊:猿)) |
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種族 | アラクニチンプ(由来:「アラクネ」+「chimpanzee」(英:チンパンジー)) |
名前の由来 | 「spider monkey」(英:クモザル) |
CV | 相原嵩明 |
蜘蛛と猿を合わせたかのような4本腕のエイリアン。文字通りクモザルがモチーフ。
猿の軽快な動きと尻尾から出す蜘蛛の糸で戦う。天敵はサメのようなクリーチャーであるルートシャーク。
アルティメット版はゴリラになってしまうが、腕が減った事以外は能力が格段に向上している。オムニバース版はオムニトリックスマークからベルトが伸びている。
- エイリアンX
出身 | 万物の源 |
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種族 | セレスティアルサピエン(由来:「celestial」(英:神々しい)+「ホモ・サピエンス」) |
名前の由来 | 未知数(「X」)の「エイリアン」 |
CV | 保志総一朗 |
体が真っ黒なエイリアン。全知全能の力を持ち、ダムの水を押し返すなどの現象を起こせる作中屈指のチートキャラだが、内包した二つの自我(ベリカス/セレナ)が意見を合わせなければ行動する事が出来ない。変身者が議論を終わらせるための存在として精神を封印される恐れがある為、安易に変身できない。
- ナノメック
種族 | ナノチップ |
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名前の由来 | 「nano」(英:微小)+「mechanic」(英:機械) |
緑色の単眼を持つメカニカルな昆虫人型エイリアン。可愛らしい声で喋るのが特徴。
体が小さく飛行能力や地震のサイズをさらに縮める能力を持ち、目からはビームを放つ。
機械の構造を理解して破壊工作を行う事も可能…なのだが、体の小ささのせいで防御力は貧弱。
元は実写映画「ベン10:謎のチップを追え!」で登場したエイリアン。
- ロードスター
出身 | 不明 |
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種族 | ビオサバーティアン(由来:「ビオ・サバールの法則」) |
名前の由来 | lodestone(英:磁鉄鉱)+Star(英:星)あるいはlodestar(英:北極星) |
黄色と黒の縞模様で構成されたU磁石に似た形状のエイリアン。磁力を操り、バリアーを作り出す事が出来る。
磁力による再生能力を持つ。
- ラス
出身 | 惑星アポプレキシア(由来:「Apoplexie」(英:脳卒中)) |
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種族 | アポプレキシアン |
名前の由来 | wrath(憤怒) |
虎型ヒーロー。圧倒的なパワーとスピードから繰り出される、噛み付きや爪での攻撃を得意としたエイリアン。
詳しくはこちら。
その他登場人物
配管工の子供たち -
宇宙パトロール・配管工からやってきたエイリアンと地球人とのハーフ。
フォーアームズ、XLR8らの特性を受け継いている為そのままの姿。中にはやっかいな人物もいる。
ハイブリード - 前半における敵役宇宙人の種族名。植物と動物といったすべて要素を合わせもっている(イラスト参照)
ヴィルガクス - 後半における大悪党、前回の欠点をクリアしてさらなる肉体改造を施しリターンマッチに挑む。側近も登場。
関連タグ
BEN10:英文タグ
ベン10(無印) →エイリアンフォース →アルティメットエイリアン →オムニバース
関連イラスト