概要
CV:斎藤志郎
シーズン5・6(シーズン5~7がエイリアンフォース)を除き、全てのシーズンに登場しているテニスン一家最大の宿敵の一人で宇宙一の悪と称される侵略者。緑色でタコからヒトの体が生えているようなエイリアン。
性格は冷酷・残虐・高慢。バットマンでいうジョーカー、リンクでいうガノンドロフのような絶対に分かり合えないタイプの敵。部下にサイフォンがいる。
エイリアン・ヒーローに変身できるアイテム『オムニトリックス』を手に入れる為に様々な手段を使い、ベン達に襲い掛かって来る。
無印時代(シーズン1~4)
オムニトリックスを手に入れる為に当時所持していたザイリーン(マックスのかつての仲間)の乗る巡洋艦を襲撃。
しかし、奪い取る前にオムニトリックスはカプセルで地球へ射出されてしまい、ベンの手に渡ってしまう。
当初は経験の差もあり、ベンを圧倒していたが次第に力を使いこなせるようになった彼と実力が拮抗するようになった。マスクで口元を隠し、杭のような物体を腕に打ち込むパワーアップ方法を持っている。因みに以降のシーズンではマスクを一切装着しなくなる。
自身で戦いを挑むだけでなく、無人機や賞金稼ぎ達に襲撃させることも。
ただし、賞金稼ぎ達の中に自身に母星を破壊されたテトラックス(ダイヤモンドヘッドの遺伝子提供者)がいて、彼の指導もといアドバイスによってベンが成長してしまうことに…。
シーズン2では利害の一致でケビン11と共にベン達を襲撃し、ナル・ボイド(別空間にある流刑地兼刑務所)に引きずり込む。
しかし、ケビンとの連携の悪さとグウェンの奇策でオムニトリックスを取り逃し、ケビンと共にナル・ボイドに閉じ込められる。
シーズン4でしれっと脱獄してベンの町に復讐しに来るものの、撃退された。
エイリアンフォース(シーズン5~7)
※イラスト左側の人物はアルビード
シーズン7で久々の登場。出ていない間に10の惑星を征服してそれぞれのエイリアンの力を吸収した。
その影響で見た目が変化しており、マスクも装着していない。スマートでカッコイイと好評の模様。
以前は使用していなかった剣や光線、シールドなどの武器も使いこなすようになった。さらに自分自身で宇宙空間を移動する飛行能力を手に入れた為か戦艦に乗ることはほぼなくなった。
部下のサイフォンも初登場した。
オムニトリックスの不具合問題が一時解決したベン達の元にサイフォンと共に襲撃をかけ、意図せずクロマストーンに変身してしまったベンを圧倒的実力差で粉砕した。
オムニトリックスを手に入れたも同然だったが、残骸から再生して久々の復活を遂げたダイヤモンドヘッドの猛攻(クロマストーンの力を複合した為、威力が上がっている。)を前に撤退を余儀なくされた。
スジライト(クロマストーンの遺伝子提供者)によるテトラックスの母星再生の際に登場して力の源である角をへし折る。しかし、それでも阻止することが出来なかった。
ジスケアー(ゴーストフリークの遺伝子提供者というか本人)に提携を持ち掛けるも、脱獄させた後に裏切られて同族を手下もとい人質にされる事態に。
この時ばかりはベン達と協力してジスケアーの無力化に成功した。この回で同族に対しては心優しいことが判明した。同族間で英雄として知られており、信頼も厚い模様。
終盤ではナル・ボイドから脱獄したベンそっくりの姿と能力を持つアルビードと手を組むことに。ベンの仲間達を人質に取る作戦で遂にオムニトリックスを手に入れる。その後、用済みとなったアルビードに自身の本当の目的を明かしてベン達諸共始末しようとする。
しかし、オムニトリックスの構造を熟知しているベンの奇策によってオムニトリックスを爆破されて失うことに。怒り心頭で襲い掛かってもベンはアルビードから譲り受けたアルティマトリックスを使用して初のアルティメット体『アルティメット・スワンプファイアー』に変身したことで戦いの末、海底に沈められた。その際に巨大なタコに変身してベンを道連れにしようとするもジェットレイに変身されて逃走されてしまった。
アルティメットエイリアン(シーズン8~9)
日本未放送の話にて前述の巨大なタコの姿で襲撃している。ベンはアルティメット・ウェイビッグで応戦するも…。
オムニバース(シーズン10~14)
癖が強すぎるデザイン変更の余波から逃れられる訳もなく、ダs…個性的な王冠を被った姿に。
そっくりさんの配管工隊員まで登場。
本人は終盤に登場。再びアルビードと手を組み、ガルヴァンプライム(オムニトリックスの開発者アズマスの母星)の制圧を目論み、ベンが倒していたマルウェア(アップグレード)の残滓を取り込んでパワーアップを果たすも、ワンパイアに敗北して石化した。
リブート版
世界観が一新したこちらでも登場。シーズン4までの容姿からマスクを取ったデザインとなっている。
一時、ベンに力を奪われてしまうも力を制御出来ない彼から力を取り戻し、元の姿に戻ったことがある。
やはりというかこちらでもオムニトリックスを奪い、宇宙を支配すべくベン達と対立している…が、リブート版の作風に合わせてなのか、過去作と比べるとコミカルな言動が多いせいで、ややショボく見える。
また、ショックロックを使用する危険性をベンに説いたり、後にその危険が現実になった際にはベン達に力を貸した。
その時にベン達を庇ってナルボイドに送られたが、最終シーズンでは脱出、ベンに決戦を挑む。
ちなみに原語版の中の人はユーリ・ローエンタール…15歳以降のベン・テニスンである。