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エースローのカップリングタグについては、『エーロ』の記事を参照。

概要編集

弐瓶勉による漫画作品『人形の国』の登場人物(主人公)。


故郷である『白菱の梁(しろびしのはり)』を『リベドア帝国』に滅ぼされ自らも瀕死の重傷を負うが、『中央制御層』の使者・タイターニアの助力により正規人形に転換。

タイターニアと、道中で出会った『イルフ・ニク』の正規人形ケーシャと共に、リベドア帝国に戦いを挑む。


エスローの戦いは基本的に白菱の梁の復讐であり、帝国軍が擁する正規人形を殺害することによってエナを奪い、エスロー自身の能力を増強している。


またリベドア帝国は戦略物資を独占するために近隣諸国に侵攻しており、従わぬ者に対しては極めて残虐(白菱の梁もその一例)。

さらに帝国の支配を受け入れている町村においても、資源の搾取や見せしめ目的の虐殺といった凶行を常習的に行っており、エスローたちの戦いは帝国の暴虐からアポシムズの人々を解放する側面もある。


人物編集

白菱の梁の指導者であった正規人形ゼゾから薫陶を受け、子供たちを指導する教師の役割を担っていたこともあり、冷静な判断力と大胆な行動力を併せ持つ。


故郷を滅ぼされた経験から、帝国の手先に対しては容赦のない冷酷さを見せる一方、帝国軍や自動機械に襲われている人々を看過できないなど情の厚い一面もある。


ラッキースケベ遭遇率の高さは主人公としての素養の一環ともいえる。また酒に酔うと饒舌になる。


能力編集

生身の人間であった頃から狙撃の技量に秀でており、転換後は鎧化していない状態でも長距離精密射撃が可能になっている。


独自の特殊能力として左腕に内蔵した自在型弾体加速装置・EBTGを持ち、本体内のヘイグス粒子を消費して物質化したエナ弾を射出できるほか、その場で調達できる物体を(水や空気も含め)弾体として撃ちだすことが出来る。

特にタイターニアから託された特殊弾AMBは、アポシムズで唯一の『超構造体を破壊する手段』。

これを奪取するためにリベドア軍もエスローを追跡しているという、作品全体のキーアイテムになっている。


またエナの制御技術も非常に高く、帝国軍のエリート正規人形である上級転生者の中でも少数しか体得していない「初期設定の鎧以外の新規形状を急速成形する」ことを可能にするレベル。


一方で、転換時に使用したコードはエスローとの適合率が53%という不十分な数値であり、通常の正規人形と較べてヘイグス粒子の回復速度が遅く、食事や睡眠に頼るところが大きい。

またエナで生身の姿を再現できるようになった後も右目だけは人形のままになっており、普段は眼帯で覆っている。


関連タグ編集

人形の国

正規人形(サイボーグ)

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