うわさ
利を追い害を避けるのは、エブリン・モレーが最も得意としていることだ。そんな彼女は、もちろん一度教育に失敗したからと言って、余生を魅力的な手錠と共に過ごすことを許すわけがなかった。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場するサバイバーの女性。
職業である「レディ・ファウロ(Faro Lady)」とは18世紀後半の女性貴族ギャンブラーを指す言葉。
プロフィール
名前 | エブリン・モレー |
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職業 | 「レディ・ファウロ」 |
鍵カッコは自他ともに認める職業や身分ではなく、探偵が推理して定義したものにつけられる。コードネームのようなもの。
性能
外在特質
- 雲隠れ
ハンターの付近18メートル以内に入ると自動的に身を隠し、現出進捗が1秒ごとに6.25%進む。ハンターの付近から離れると、現出進捗が1秒ごとに5%後退する。現出進捗が40%を上回っている状態でハンターの付近から離れると、ハンターに通知される。
現出進捗が100%に達する、あるいは大きな動きを行うと雲隠れ状態が終了する。効果終了後は40秒後に再び雲隠れ状態に入ることができる。
現出進捗が40%を下回る時に木の板を落とす、窓を乗り越える、暗号機解読、脱出ゲート開放などの操作を行っても、雲隠れ状態は解除されない。
ダウンなどの行動不能状態の間は、雲隠れのクールタイムのカウントが一時停止する。
隠れている間は足跡を残さないが、特殊な痕跡を3秒間残す。すでにある痕跡の上で行動しても新しい痕跡は残らない。
- アロマの杖
アロマの杖を携帯している。杖を振るうとハンターに表示される香りの軌跡を生成し、拡散した香りで痕跡を3秒間残す。
- 妙計
「レディ・ファウロ」はその手さばきをカードゲームだけでなく、暗号機解読でも発揮する。
暗号機解読開始時、解読進捗が10%未満の場合、即座に解読進捗を10%まで進める。
また、彼女はすでに進捗はあるが、現在誰にも解読されていない暗号機を1台指定することができ、他の暗号機を解読する際、指定された暗号機はその解読進捗が1秒ごとに1%後退するが、自身の解読速度が25%/20%/15%上昇する。
指定した暗号機との距離が遠いほど、解読速度上昇効果は低下する。
- 乱局
緊迫した局面に際し、レディ・ファウロは冷静な判断を失う。混乱の中、救援時間が60%増加する。
衣装(スキン)一覧
UR |
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獲物の印 |
幻想を胸に抱く人なら、翡翠色の服でも十分まな板に染まった血の赤を中和できる。 |
SR |
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「再生」の子羊 |
生き残った子羊にとって、どんな災いも成長の試練となり得る。 |
関連タグ
キャラストーリー
孤児院にいたエブリンは幼い頃から抜群の記憶力と演技力を持っている。この才能がクラブを経営していた夫人に注目され、彼女を養子として受け入れ、「レディ・ファウロ」に育てた。
学習とトレーニングを経てエブリンは会話術、自身の美貌と独自の「トリック」を駆使して、欲しいものを自在に手に入れる。だが通常の嗅覚と味覚を失ってしまう。その償いとして、彼女の養母は豊かな生活を送らせ、師であり友のような愛情を注ぎ続けた。
だが、極めて贅沢な生活のせいで、養母は高額の負債を背負ってしまう。ある債権者との衝突で、エブリンは養母を守るために過失で相手を殺害、指名手配される身になってしまった。
エブリンは自信の演技と偽装で幾度も警察の追跡から逃げおおせた。やがて、重い病気を患う養母からの連絡を受ける。それが罠だと知っていても、エブリンは自ら姿を現した。
牢獄の日々の向こうで彼女を待っていたのは絞首台ではなく、とある謎の大物だった。その人物は彼女を釈放させ、養母を療養させることにも同意する。その交換条件は、エブリンの養母のように、次はエブリンがより多くの「レディ・ファウロ」育てること——期限は10年間だ。
養母のサポートを受けたエブリンの「育成」の仕事は順調そのもので、生徒の数人はすでにあの謎の大物の下、美麗で危険な刃物となった。そして9年目、ひとりの逸材が、エブリンの腕前をすべて受け継ぐほどにまで成長する。特に偽装においては彼女を上回っていた。
だが、エブリンが引退を決意した時、その逸材の生徒は裏切って脱走してしまう。自由の身を取り戻す条件として脱走した生徒を始末せよと大物から指示がくる。生徒が最後に現れた場所は——エウリュディケ荘園であった。