「闇の巫女と神々の指輪」はPS2とニンテンドーDSとPSP<PSP版はリメイク>
「双生の女神と運命の大地」はPSPとニンテンドーDS
「~暗黒の使徒と太陽の宮殿~」はPSPのみ
「エルミナージュゴシック」? 「アメノミハシラ」?いえ、知らない子ですね…
pixivにおいては、システムの都合上(後述)検索結果が若干カオスである。
システム
基本的なシステムは「ウィザードリィ」を継承している。
フェイスロード
2では48×48の顔グラフィックをPSPのフォルダ内に入れることで、なんと自分の作成した顔グラでパーティを組んでプレイすることが可能になった。
そのためpixivでは自作の顔グラを公開したり、他の作品のキャラグラフィックを入れたデータでのプレイレポートを公開する等バラエティに富んでいる。
スタイルロード
3で発表された新システム。
フェイスロードと同じく272×272の立ち絵グラフィックをPSPのフォルダ内に入れることで、自分の作成した顔グラでパーティを組んでプレイすることが可能になった。
結婚システム
2での召喚士で契約したモンスターと結婚し、子供(!)ができるシステム。
公式の例からしてイヌガミ(わんこ幽霊)とエルフ女性のちゅっちゅらびゅらびゅ例が載ってるので、そういうことなのだろうか。
3では冒険者同士でも結婚可能になった。
その他
取り込んだ音楽をBGMとして使える「サウンドロード」、呪文の名称を自由に変更できる「スペルキャスティング」といったシステムが存在している。
また3では「ダンジョンロード」が登場したが、後述の小宮山氏の解雇の影響で本来予定されていたものではなく、「ランダムマップにランダムに配置されたモンスターのダンジョン」という中途半端なものになってしまっている。
本シリーズへの評価
「エルミの生みの親、育ての親とも言うべき開発者である小宮山大介氏がスターフィッシュ・エスディをクビになった」。それも、3作目の開発途中と思われる時期にである。その結果、とあるサイトのこのゲームに対する「総評」にある通り「小宮山氏の途中退社に代表される開発終盤のゴタゴタが尾を引いているせいか、スターフィッシュの奇跡として高い評価を得た1(DS REMIX)・2に比べると作り込みの甘い点が目立つ(中略)しっかりとバランス調整がなされていれば、文句なしの名作となれたに違いない、惜しい作品」となってしまった。
その後は、別スタッフ体制により『エルミナージュ ゴシック』や『エルミナージュ異聞 アメノミハシラ』などといったタイトルがリリースされた。が、これらはシステムやゲームバランスが明らかに悪化しており、グラフィックの使い回しやバグの多さもあって評価は極めて低いものとなり、改めて小宮山氏の抜けた穴の大きさを認識させ、多くのユーザーに「いつものスターフィッシュに戻ってしまったな」と思わせる結末となった。
変な小ネタ
スターフィッシュの前身とも言うべき「ホット・ビィ」開発の『星をみるひと』にちなんだ敵キャラが「ゴシック」に登場している。といっても、単に「スターゲイザー」という名前というだけで、別に同作のシナリオが関わったりはしていない(ちなみに現在同作の権利はシティコネクションに売却されているとのこと)。
ちなみに、引き継ぎ要素があるがPSP版2より後発のPSP版Original(1のリメイク)は当然2に対する引き継ぎ要素が無く、3への引継ぎとなっている(なお2も3への引継ぎであり、Originalへの引継ぎは無い)。
ナンバリングのエルミナージュはウィザードリィの系譜としては珍しく周回プレイ可能であり、パスワード入力式を採用している恩恵で、周回ごとに引き継ぎ特典アイテムを入手することが可能である(入力の手間は有るが…)。この為、レアな転職アイテムを確実に入手できる。
また3ではパスワード方式を利用してゲーム雑誌等とコラボアイテムが登場した(パスワードは後にHPで公開されたが、現在は閲覧が不可能になっている)。
関連イラスト
外部リンク
一作目『~闇の巫女と神々の指輪~』のリンク
『DS版公式サイト』
二作目『~双生の女神と運命の大地~』のリンク
『DS版公式サイト』
三作目『〜暗黒の使徒と太陽の宮殿〜』のリンク
『公式サイト』