曖昧さ回避
ゲーム
主人公クラリスがパトカーの追跡を振り切りながら、理想の男性を追い求めて世界中を愛車で爆走するアクションゲーム。
ジャレコより1985年にアーケードゲームとしてリリースされ、後にファミコンなどにも移植されて人気を博した。
パックマンに代表されるドットイートタイプだが、横スクロールで自機は車。
ジャンプとオイルショットを駆使して全ての道路を塗りつぶすのが目的となっている。
ヒロインであるクラリスの可愛らしさや、チャイコフスキーの名曲(あと猫ふんじゃった)をアレンジしたBGMも評価が高い。
2004年には続編「シティコネクション・ロケット」が携帯電話用のゲームとしてリリースされた。
自機である車(クラリスカー)のモデルは、初代ホンダ・シティ(ホンダ AA型)。
作中設定ではV型8気筒ツインターボ7000ccのミドシップの4WDS(4WD+4WS?)とのこと。
実車だったらガス欠が非常に心配であるが、あくまでアクションゲームなのでそこは気にしてはいけない。
外部リンク
関連タグ
ジャレコ レトロゲーム クラリス パトカー
シティコネクション・ロケット
実在の企業
音楽ソフト制作会社として2005年に設立。
主にゲーム作品のサウンドトラックアルバム制作を行っているほか、ゲームのライセンス管理なども行なっている。
社名と同じ『シティコネクション』のサウンドトラックアルバムを手がけたことをきっかけにジャレコ作品に関わるようになり、2013年からは知的財産権を所有している。また、クラリスとクラリスカーを企業のイメージキャラクターとして扱っている。
なお、社名についてはアルバム発売以前からのものであり、特に関係はない。
ナグザットの流れを汲む甲南電機製作所と経営統合し、製作・開発部門として完全子会社のノーティを立ち上げ、甲南電機製作所の開発スタッフがこちらに移籍している。
年表
- 2005年4月:設立。設立者の吉川延宏は元々TSUTAYAで音楽CDのバイヤーをしており、兼業で設立された。
- 2011年1月:コンピュータゲームのサウンドトラックアルバム制作事業を始める。この時最初に手掛けたのが『シティコネクション』のアルバムであったため、主人公の名前にちなんでレーベル名を「クラリスディスク」とする。
- 2013年夏:ジャレコの知的財産権獲得。「クラリスゲームス」としてゲームレーベルを立ち上げ、ジャレコ作品のリメイクや復刻などにあたってのゲームライセンス管理を行うようになる。
- 2016年12月:甲南電機製作所との資本業務提携で開発会社のノーティを設立。
- 2018年12月:コンテンツライツマネジメントを行うダブルエルが、シティコネクション株式の51%を取得し子会社化。
- 2017年3月:『そるだむ 開花宣言』(ソルダムのリメイク移植)で自社パブリッシングを開始。
- 2019年3月:アクワイアから譲渡されたゼロディブを完全子会社化。同時にゼロディブが保有している彩京の版権/IPはシティコネクションの管理下に置かれた。
- 2021年1月:代表の吉川がMBOを実施し、ダブルエルから全株式を買い戻す。
自社レーベル『クラリスディスク』でサントラなどが作られた主な会社または作品名一覧
会社
サン電子
ジャレコ
バンダイナムコ
ナツメ
KEMCO
ADK
NMK
タイトー
東亜プラン
作品
おさわり探偵小沢里奈
暴れん坊天狗 (2021年10月には海外版のZombie Nationとセットでゲームも発売)-
ファイナルファイト
AKIBA'STRIP (1、2両方ともサントラ化〈同時収録〉)
クーロンズゲート
テイルズオブファンタジア
星をみるひと
ワギャンランド
エストポリス伝記 (Ⅰ、Ⅱ両方ともサントラ化〈同時収録〉)
湾岸戦争 (NMKが開発し、ジャレコが販売したSTG。作曲者は並木学)
外部リンク
公式サイト (シティコネクション)
公式サイト (クラリスディスク)
Twitterアカウント (シティコネクション、クラリスディスク共用)