CV:熊田茜音
概要
「転生したらスライムだった件」の登場キャラクター。
異世界に転生したリムルが初めて見かけた人間の一人。
その後、ジュラの森にて捜索中にリムルに助けられる。
B級冒険者であり、同業者であるカバルとギドと行動している明るい少女。役割は「法術師」。テンペストまで同行したシズを慕っていた。
ドジなところも多く、フューズには三人合わせて「三馬鹿」と呼ばれている。
イングラシア王国までリムルを案内した際には「樹妖精の杖」を貰っている。
正体
後に、実は魔導王朝サリオンの貴族令嬢である事が明かされた。本名はエリューン。真の種族はエルフであり、魔法で偽装している。カバルとギドは彼女の護衛であり、「魔法士団(メイガス)」と呼ばれる魔導王朝最高戦力に属し、エレンの危機に対してのみ本来の力が発揮される仕掛けになっていた事も明かされたが、別にビジネスライクな関係でもない。
父の名はエラルド・グリムワルトであり、年下ながら皇帝エルメシア・エル・リュ・サリオンの叔父にあたる(エルメシアが2000年前にサリオンを建国して、その後彼女の父方の祖父母が後年になって生んだのがエラルドである)。
親バカの父からは他にも監視役を付けられているが、護衛二人も監視役たちもエレンの味方らしく、たまに国に帰っている事をエラルドは知らなかったらしい。
エレンは皇帝エルメシアとは従姉妹にあたり、エルメシアを「エルちゃん」と呼んでおり本人同士は姉妹のように仲が良い。
リムルにサリオンにのみ伝わる「竜皇女」の伝説を教え、リムルに覚醒魔王になることを勧めるなど物語のターニングポイントに深く関わっている。
この魔王誕生にサリオンの貴族が関わった事実は流石に監視役も見逃す事はできず、エレンの父に報告したことがリムルとサリオンの縁のきっかけになった。