概要
『Dead by Daylight』に登場するサバイバー(生存者)の一人。
2016年12月9日にリリースされたDLC『Chapter III: "Of Flesh and Mud"』にて追加された。
自力脱出やアイテムドロップなどの様々な確率アップの能力を持つ生存者。
同DLCに含まれているキラー(殺人鬼)「ハグ」とはストーリー上の関わりはないが、彼女が人外じみた食人鬼に変貌した元凶となった呪術が元々は「幸運のおまじない」であった事を踏まえると、何か因縁のようなものを感じなくもない。
人物
本名 | エース・ヴィスコンティ(Ace Visconti) |
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性別 | 男 |
出身地 | アルゼンチン |
声優 | Sebastien Varas (BVHR) |
イタリアンな雰囲気を漂わせたノリの軽そうなオッサン。
白髪交じりのオールバックヘアと髭、片方の口角を上げたクセのある笑顔が特徴。
衣装は公式の解説文に「年老いた50年代の映画スターと言っても通用する」と書かれる程度にはオシャレ。言葉を選ばずに言えば年甲斐もなくチャラついたファッションが多いが、中には富裕層を思わせる紳士服や、パーティーのジョークグッズのような珍妙な出で立ちのものと、全体的に胡散臭さを強調した衣装が多い。
ポーカーフェイスが重要なギャンブルの世界で生きてきた故か、殺人鬼に襲われる儀式においても普段の飄々とした態度を崩さない肝の据わった男で、その姿は他の生存者にも何処か希望を持たせるものがあるという。
背景
ペテンと舌先三寸で博打の世界を生き抜いてきた生粋のギャンブラー。
アルゼンチンで過ごした貧しい少年時代から這い上がり、チャンスの国アメリカの浪費家として贅沢な人生を送ってきた。どれだけ負けが込もうと捻くれた笑顔を絶やさず、もっと勝てると確信し続けていた。
彼のギャンブルはカードやダイス、ルーレットによる定着したルールのものに留まらず、その場で思いついた即興ルールによるチャレンジ系の賭け事もよくおこなっていた。総合格闘技で1ラウンドKOの実績を持つ女子軽量級チャンピオンを相手に5分耐えられるかという賭けでは、愛蔵している「幸運のワニの牙」を手放す焦燥感と、アインシュタインが相対性理論を子供に説明したときの「好きな女の子とストーブのたとえ話」を考えながら、全身に打撲と骨折による痛みを覚えながらも見事5分を耐えてみせたこともあった。
最終的には良からぬところから借金をしたことで、強面の取り立て屋が彼を探しに現れるが、既に彼の姿は何処にもなかった。エースの行方は誰も知らなかったが、彼をよく知る人々は口を揃えて「ヤツは何があっても生き残る」と生存を疑わなかった。
性能
質の良いアイテムの習得、肉フックや罠の自力脱出に関わる「幸運」を引き寄せる固有能力を持つ。
素の能力は無手に等しく、プレイヤーの地力が問われるキャラ。また性能とは直接関係ないが、パークの名前やアイコンにギャンブラーらしさが出ているところが憎らしい。
余談
名前の由来?
彼のスキンの一つに「空飛ぶエース」という旧式の空軍パイロットのような衣装が存在するが、第二次世界大戦の頃にイタリア軍のエースパイロット「アドリアーノ・ヴィスコンティ」という人物が実在しており、エースの名前のモチーフ元ではないかと推察されている。
関連イラスト
関連タグ
Laurie Strode(ローリー・ストロード) → Ace Visconti(エース・ヴィスコンティ) → William "Bill" Overbeck(ウィリアム・オーバーベック)