概要
『Dead by Daylight』に当初から登場しているサバイバー(生存者)の一人。
人を惹きつける魅力もなく周囲から疎まれていた地味な男が、死ぬか生きるかの世界で死を目前にしてリーダシップに目覚め周囲を導くという、いかにも主人公的な映画補正全開のキャラクター。しかし能力的には初心者向けとは言い辛く、うまく活かせるかはプレイヤー次第。
なお公式曰く、極限状況下で彼がリーダーの座に付いたのは「スクールカースト下位として常に何かに怯え隠れてきた経験ゆえ殺人鬼から追われる状況に素早く順応することができたから」らしく、彼自身もあくまで「1人では到底生き残れないから、仕方なしにみんなの力を合わせる」というスタンスであり、パークのフレイバーテキストやアーカイブでは狡猾な性格が見て取れる。
人物
プロフィール
本名 | ドワイト・フェアフィールド(Dwight Fairfield) |
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性別 | 男 |
出身地 | アメリカ |
声優 | Ian Chuprun (BHVR) |
メガネが特徴的な、見るからに冴えないサラリーマンの男性。
生存者サイドのキャラクター覧で一番先頭に表示されている彼だが、待機中の引きつった表情に落ち着きなくオドオドと周囲を見渡す動きなど、何処か頼りない雰囲気が目立つ。一部ユーザーの間では、キラー(殺人鬼)の攻撃を受けた際の「あはんへんほん♡」という情けない悲鳴で有名。
衣装
基本は黒縁眼鏡にボサボサの黒髪、くたびれた半袖ワイシャツにネクタイというリーマンスタイルだが、初期から存在するキャラだけあってカスタマイズが無駄に豊富。全然似合ってないド派手なTシャツや逆に似合いすぎなピザ屋の制服、トサカヘアーにサングラスのイキリスタイルや、最早誰だかわからないスキンヘッドにヒゲモジャ(通称「ハゲドワ」)など、多少ネタ寄りの傾向がある。
背景
ドワイトは高校時代から勉強もスポーツもダメなガリガリのオタクだった。
一時期はスポーツ部に入って青春を謳歌しようとしたが上手く行かず、サッカー部やバスケ部からも追い出されるように退部することになった。故に当時から同級生たちからイジメの格好の的にされてきたが、それは社会に出てからも同様だった。
「ピーク22社」という広告会社に就職するが、社長のラザールは承認欲求の塊のような人間で、社員に様々な無理強いを行っていた。ドワイトも常々、彼の思い付きや訳の分からない新たな用語に振り回され、少しでも彼の意に反する失敗があれば恫喝されていた。因みにドワイトは「ストーリーフックスーパーバイザラシー」という妙な名前の役職を任され、業務内容はネットのレビューサイトで複垢を作り、ラザールを称賛するコメントを書き込むというものだった。
給料の良さと、自身に友好的に接してくれる女性マネージャーのローズの存在があったからこのくだらない仕事を続けられていたドワイトだったが、ラザールは出資金で成果を上げられなかった責任をローズに被せ解雇してしまった。あまりに身勝手な決定に憤るも、やはり弱腰から直接逆らうことは出来ず、以前彼女が言っていたラザールに恨みを持つ22社の元社員や取引相手の集まる年一開催の「被害者の会」に参加。そこで元同僚のマックスが彼に恥をかかせようと用意していた笑い薬の話に興味を持ち、後日その薬を隠し持って会社に出勤した。早速ミーティング前にラザールの飲むコーヒーに薬を仕込むが、服用したラザールは幻覚症状に陥り出席者の一人の首を絞めて暴行する事件を起こすことになった。ただのイタズラでは済まない事態となり、ドワイトは職場で孤立することになる。
ある週末の夜、ドワイトの上司は部下達を森の奥深くに連れていき、自家製密造酒を振る舞った。ドワイトはその密造酒を一口飲むとその後の記憶が途切れ、次の日の朝、森の中に一人きりで目を覚ました。職場の連中に置き去りにされてしまったドワイトは、森を出ようとさまよい始めるが、それ以降、外界でドワイト・フェアフィールドの噂を聞いたものはいなかった。
性能
固有パーク全てが仲間に大きく依存するため、上手くリーダシップを発揮できれば行動効率を唯一伸ばせる反面、初期状態では単独で活躍できる固有能力を持っておらず、孤立すると足手まといになりがち。
味方に付いていくだけで作業効率が上がるため初心者が使ってもチームに貢献しやすい一方、いざという時の自衛手段はティーチャブルパークに頼らざるを得ず、自ずとプレイヤースキルが求められる上級者向けのキャラクター。また、味方との連携が必須のパークなため、必然と絆の重要性が高まっていく。
固有パーク
絆(Bond)
「力を合わせよう、僕が助かるにはみんなに生き残ってもらわなくちゃいけないんだ!」
20・28・36m以内にいる他の生存者がオーラで見える。クローデットの共感と違いこちらは状況問わず見える。
また味方が明らかにチェイスしている動きをしていれば離れたり逆に近づいてタゲ取りに行ける。
反対に自分がチェイスしている時は見えている味方から離れることが容易になるため間接的に修理に貢献できる。
他にも自分が負傷した際の治療を求めたり共同修理を見込めるなど汎用性は高い。
※悪用厳禁※(時には必要かもしれないが…)
有能の証明(Prove Thyself)
「お前の実力を見せてみな!」
4m以内に他の生存者がいるときすべての生存者の発電機修理スピードが10%上昇する。共同修理時にもらえるBPが50・75・100%上昇する。複数人持ってきても1人分しか適用されない。
かつては産廃パークだったが、アップデートにより効果が変更され大幅に強化されて有能になった。発電機を複数人で回すことが前提だが、発電機修理速度上昇は目を見張るものがある。またごく自然の行動でBPが増やせるため金策パークとして運用される。
リーダー(Leader)
~チームを組み、より効率的な協力が可能になる。~
8m以内に他の生存者がいる場合自分以外の生存者の発電機修理以外の作業速度が15・20・25%上昇する。複数人持ってきても1人分しか適用されない。
有能の証明の仕様変更と同時に効果が変わり上昇率は上がったものの発電機修理速度上昇の恩恵を失ったため今度はこちらが無能になってしまった。
被治療速度上昇と味方に自分を救助してもらう時間の短縮、味方のゲート開放の手伝いは辛うじて使えるといったところか…?
余談
ドワイトの受難は続く…
サバイバー枠の一番手として名を連ねている彼であるが、その他者ありきな性能もさることながら、経歴上でも本作世界の真相に関与しているわけでもなく、後続のサバイバーが追加される度にどんどん影が薄くなっている。そしていざスポットが当たるとすれば、ギャグのような場違いなスキンの登場や、コラボキラーのトレーラームービーで彼らの能力の第一被害者に抜擢されたりなど損な役回りを請け負うことが多い。いつか彼にも挽回のチャンスが訪れればよいが…。
関連イラスト
普段着
ハゲドワ
関連タグ
Dwight Fairfield(ドワイト・フェアフィールド) → Meg Thomas(メグ・トーマス)