分類
通称 | オオマンマン |
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和名 | ヨミノホトクラゲ |
学名 | Cephalus vortexia |
科目 | ホトクラゲ科 |
直径 | 93mm |
解説
ピクミン2から登場したピンク色の斑紋が特徴のホトクラゲ科の浮遊生物でコマンマンの近縁種・・・なのだが、こちらはごく最近風に乗って別の地域から飛来、定着した外来種。体が一回り大型なのに加えて口腕の数は5本でより長く、体の渦の向きが異なっている。
コマンマン同様、頭の発光器官で獲物をおびき寄せ吸い込み捕食する。ピクミンガーデンによると体内の気圧を下げることで外気との密度の差で浮力を得ており、捕食の際も体内外の気圧差で吸い上げている。
巨体なためか消化器官が発達しており、一度に捕食する獲物の数も多いため在来種のコマンマンから餌を奪って生息域を狭めている。
ピクミンどころか、オリマー達も吸い込んでしまう。体力は非常に多いがコマンマンと対処法はほぼ同じなので、吸い込まれても消化までに倒せばピクミンは救出可能で、オリマーたちはレバーを回し続けてれば脱出可能。また、倒すと身体が弾けて霧散してしまうため、亡骸の回収はできない。
実は、リーダーをあえて吸収させる→もう片方のリーダーに切り替えゲキニガスプレーを使用→もう一度リーダーを切り替えて自力で脱出する、という手順を踏むとピクミンを使わずに瞬殺できるという裏技が存在する。
ピクミン4でコマンマンとともに復活。時折話題になっていたキノコ系原生生物との共演も果たした。(さすがに同じエリアに出現はしなかったが)
ピクミンを吸い込める最大数はコマンマンより10匹多い40匹。1度の吸引で最大20匹を吸い込む。
消化能力を失ったコマンマンと異なり、こちらは30秒ほどたつと吸い込まれたピクミンが捕食されてしまう。また、ピクミンを視認すると隊列に飛び込み、積極的に吸引しようとする行動を見せる。
コマンマンが無害だったからと言って捕まったピクミンが可愛いと観察していたら一気に大虐殺されて意気消沈したプレイヤーは数知れず
一方で、プレイヤーは吸引できなくなったため、隊列が置き去りになる心配はなくなった。
今作ではコマンマンと同様に氷ピクミンが天敵。
空中で凍らされると落下と同時に砕けて為すすべなく即死してしまう。また、白ピクミンを捕食した際に毒ダメージも受けるようになっている。
ただ、悲鳴を上げて助けを求めながら懸命にもがき続けた挙句跡形もなく溶かし殺される白ピクミンの断末魔にプレイヤーの精神が耐えられるかは別問題だが
ルーイメモによると、大きい分臭みが気になるため、水で洗ってから調理した方がいいという。
当然だが、あまり名前を連呼しない方がいい。
余談
ピクミンガーデンの原生生物図鑑にも、「風に乗って別の地域から飛来、定着した外来種」と記載されている。
しかし、外来種とは「元々その地域にいなかったのに人為的に持ち込まれた生物」の事を指すものであり、風に乗って飛来したオオマンマンは本来の「外来種」の定義には当てはまらない。
フタクチカブトもそうであるが、どうやらピクミンシリーズにおける外来種とは「人為的かを問わず本来の生息地ではない地域から飛来して定着した生物」を指す言葉のようである。
ただし、「惑星PNF-404に生息している(又はしていた)人間、もしくはオリマーらのように他の惑星からPNF-404に来た人間が何らかの要因で風を発生させて運んでしまった」とすれば外来種の定義にも当てはまる。
特にオリマーら来訪者の大半はロケットに乗って来ており、地上から飛び立つ際には相当な風が発生するので、それらによって吹っ飛ばされてしまったという可能性は考えられる。