概要
オール・ユー・ニード・イズ・キル(All You Need Is Kill)は、桜坂洋原作の日本のライトノベル。及び実写映画のタイトル。
2014年1月には、スーパーダッシュ文庫の出版元である集英社のヤングジャンプにおいて「DEATHNOTE」「バクマン。」の小畑健作画によるコミカライズ連載がスタートした。
物語
出撃なんて実力試験みたいなもんじゃない?
地球は「ギタイ」と呼ばれるエイリアンに襲撃を受けていた。「ギタイ」は地球に進化した土木作業ロボットを送り込み人類はそれらに対抗すべく統合防疫軍を結成。主人公のキリヤ・ケイジは統合防疫軍に入隊したばかりの初年兵。しかしキリヤは初陣で致命傷を負い死亡する。
だが意識を取り戻すと出撃前日の朝に戻っているという現象に見舞われ、それが死亡するたび何度も繰り返される。
登場人物
キリヤ・ケイジ
本作の主人公で統合防疫軍の初年兵。初陣で死亡するが、気がつくと前日に戻っているというループ現象に巻き込まれる。
リタ・ヴラタスキ
本作のヒロイン。US特殊部隊に所属している精鋭。圧倒的な戦闘能力を持っており、英雄扱いされている
シャスタ・レイル
リタ専属の整備兵。桜坂作品ではおなじみの眼鏡キャラ。カプセルトイのコレクターだがMITを主席で卒業した才女でもある。
バルトロメ・フェレウ
キリヤの所属している小隊の軍曹。話のわかる上役でトレーニングハイの筋肉頭。面倒見が良い。親日家。
実写映画
2009年7月、アメリカにてビズメディアの翻訳SFレーベル「Haikasoru」から英訳版が刊行され、
2010年4月にビズメディアはワーナーブラザーズに映画化権を売却しライトノベル史上初のハリウッド映画化が決定する。
監督は「ボーン・アイデンティティー」を手掛けたダグ・リーマン。主演はトム・クルーズ。
2013年に撮影開始、2014年3月14日に全米公開。
原作との相違点
- 主人公の名前が「キリヤ・ケイジ」から「ビル・ケイジ」、(階級も初年兵から中佐に)
- エイリアンの名前が「ギタイ」から「ミミック」に変更
外部リンク
wikipedia(原作小説)
wikipedia(映画版)