カオスメイカー
かおすめいかー
ネクロマンサーの攻撃性能とイビルシャーマンのデバフ性能を両立していて、デバフを駆使しながら戦う。
称号自体は恐らく造語である。日本国内にて同名の二重振り子のガジェット(ハンドスピナーの進化系のようなもの)が販売されているが、関連は無いだろう。
新規アビリティ8つのうち5つはイビルシャーマン習得アビリティの上位互換であり、ネクロマンサーの状態異常付与などは強化されず、実態はイビルシャーマンの上位クラスと考えた方が齟齬がない。クラス4もやることがアニス戦とブラックラビ戦なので、イビルシャーマン経由の方が活かしやすい。
『ダウンオール』系アビリティが更に充実することもあり、初心者のノーフューチャー準備のための光クラスとは対照的にやり込み向きのクラスになっている。
代表的なアビリティ
『ダウンオールII』系
イビルシャーマンの『ダウンオール』系の上位互換にて、全ての敵にそれぞれ『防御ダウンオールII』・『攻撃ダウンオールII』・『魔防ダウンオールII』で各項目-10%とする。
イビルシャーマンの記事に記載があるが、『ダウンオール』系アビリティはボスによっては効果が倍になる。実はイビルシャーマンの時期の神獣戦だと殆どこの倍化するボスはいないのだが、アニスとブラックラビはどちらも倍化するため、カオスメイカーの方が本領発揮できるとさえ言える。
このため例えば『魔防ダウンオール』『魔防ダウンオールII』だけで-34%になる。マインドダウンで更に-20%だが、やり込みするプレイヤーなら『ダウン強化』『ダウン強化II』も併用し-32%でこの時点で-66%となり与ダメは約3倍になる。ここに『ラッキーダウン』『ラッキーダウンII』、ナイトブレードの『魔防ダウンオール』まで加わると最大魔法与ダメ33倍に至る。かなり極端なやり込みの域だが他にも応用はあり、裏ボス・隠しボスのスピード撃破や一発撃破に活用される。
『バッドカウンターIII』
ステータスダウン効果を80%の確率で反射するリンクアビリティ。『ダウン強化』etcが上乗せされたデバフが既に付与されている場合に反射すると通常のステータスダウンで上書きされてしまいスピード撃破などのやり込みには向かない。というかスピード撃破・一撃撃破なら敵に攻撃の隙は与えられない。
『ランダムダウンIII』
強攻撃時に20%の確率でランダムなステータスダウンを付与。こちらも『ダウン強化』を活かす場合に通常ステータスダウンでの上書きが生じるリスクがあり、やり込みではなく堅実プレイ・雑魚戦向き。
『パワフルIII』
強攻撃のダメージを30%アップするリンクアビリティにして本クラス唯一のネクロマンサー経由での上位アビリティ。攻撃力や強攻撃の倍率が高いキャラに渡すのがセオリーだが、『攻乃型』『ペインアタックII』『憤怒II』『一閃』『一閃II』に『アタックセイバー』系を全乗せしたベルセルクに渡してシャルロットは『防御ダウンオール』系を盛って究極の強攻撃を目指す…といったことは可能。
『召喚SP+II』
召喚魔法使用時にSPを35%増加。ネクロマンサー経由なら専用アビリティ『サモンパーティ』にて6回まで召喚使用毎に召喚の威力が上がるため、こちら経由なら活用はなくはない。ただし消費MPがそれなりで元々の威力は大したことはないため、ボス戦でMPをSPに変換して必殺技を回すにはコスパは悪い部類。ドラゴンマスターと異なり下位アビリティの『召喚SP+』が無いため、35%止まりというのが勿体無い(ドラゴンマスター経由のフレースヴェルグなら1回60%アップ、ただしヨルムンガンドは詠唱が長く消費MPも大きいが)。雑魚戦でレベリングに使うなら『魔防ダウンオール』系と併せると活かしやすいだろう。