「10年か・・・・ やっと・・・・」
概要
『スーパーマリオRPG』で登場する敵キャラクター。
一頭身の鎧のようなモンスターで武器世界の深部にある武器工場で勤務するカジオー軍団の係長。
外装は黄色で斧と盾を装備しており、斧はオノフォースのデザインになっている。
ケンゾール、ユミンパ、ヤリドヴィッヒ、オノレンジャーが倒された事を残念そうに思いつつも新たなカジオー軍団を作り出そうと武器工場で生産を進めている。
そこへマリオ達が現れた事でマロから生産を止めるよう言われた事で部下のトンに先陣を切らせるも倒された後にマリオ達を倒そうと自らも出陣する。
通常攻撃より威力が高めの爆弾を投げる他、攻撃力や防御力を上げる「きはくアップ」「こんじょうアップ」も使用するが終盤のモンスターとしてはあまり手強くない。
一緒に登場する2体のトンもステータスは控えめで逃走する事もあるためさっき戦ったボスに勝てたならここで負ける事はそうそうないだろう。
マロの「なにかんがえてるの」を使用すると武器工場に10年も勤務している事がわかる。
リメイク版のモンスターリストでも同様の内容が解説されており、生産ラインの管理職や部下のトンを持つまでに10年かかった事にしみじみしている模様。
なお、カカリチョーを倒した後に先へ進もうとするとキノピオが現れてアイテムの売買ができる。
武器世界に突入してから武器工場までの長い道のりでアイテムを消費していた場合は最後の戦いに向けてしっかり準備しておこう。
戦闘BGMは通常モンスター戦と同じものが使用されていたが、リメイク版では派生種も含めてボス戦のものに変更されている。
派生種
- カチョー
青い外装と部下にテンを従えるカジオー軍団の課長。
新型ツッツンの生産が順調な事にご機嫌でマリオワールドを支配した後の状況を妄想する。
そこにクッパがマリオワールドを支配するのは自分だと訴えるも彼を無視して侵入してきたマリオ達を倒そうと出陣する。
カカリチョーと同じく爆弾を投げる他、「きはくアップ」「こんじょうアップ」の代わりにより威力が高い「ばくだんゴロゴロ」を使用するようになった。
一緒に登場する3体のテンは全て倒すと増援で再び出現するため1体だけ残してカチョーに集中攻撃すればやはり手こずる事はあまりないだろう。
「なにかんがえてるの」を使用すると「25年・・・・ おれも・・・・ そうね。」とカカリチョーよりも武器工場に長く勤務している事がわかる。
リメイク版のモンスターリストでは課長まで昇りつめた事で30%の能率を45%に上げてさらに上を目指そうとしている事が解説されている。
倒した後はクッパが自分の扱いについて心の俳句を読み、マリオに慰められて複雑な気持ちになりながら再び工場の奥を目指した。
- ブチョー
赤い外装と部下にカンを従えるカジオー軍団の部長。
ピーチがマリオワールドを襲撃している事について怒りながら止める事を訴えるもブチョーは侵入してきたマリオ達を異物と捉えて排除しようとしてくる。
突然の物騒な発言に怯えてしまうピーチを余所にブチョーは上司のために異物のマリオ達を排除しようと出陣する。
爆弾を投げる攻撃は共通している他、カカリチョーとカチョーが使用していた技も使用してくる。
一緒に登場する4体のカンはカチョー戦のテンと同じく全て倒すと増援で再び出現する上、恐怖状態にさせるハンマーも投げてくるため状態異常を防ぐアクセサリーを付けてない場合は気を緩めずに挑もう。
「なにかんがえてるの」を使用すると「クミアイ、ムスコノジュケン、テンショク・・・・ 長かった・・・・」と波乱の人生を送っていた事がわかる。
リメイク版のモンスターリストでは役職待遇で転職できたようでこれからは労働組合で働き方改革にも取り組んでいく事が解説されている。
倒した後はピーチが改めてカジオー軍団を倒そうとする気持ちが再燃して再び工場の奥を目指す。
次のエリアに進むとカジオー軍団の工場長と究極兵器が待ち受けているためブチョーと戦ったエリアにあるセーブポイントで事前にセーブしておこう。