プロフィール
概要
第3部「異空の女神編」より登場するキャラクター。
キャラクターデザインはカノンノでおなじみの岩本稔が担当。
ロッター村生まれ、蒼水の街リュース育ち。まっすぐで猪突猛進な性格で、よく無鉄砲に飛び出して、背中のフードを掴まれて止められる事が多い。人を見る目については聡明。
誕生日は4月28日で、これは「異空の女神編」の公開開始日が、2015年の4月28日であるのが理由。
12年前の「災厄の種」の事件で両親を亡くし、生まれ故郷を失った孤児で、現在はリュースに住む学者のフェイルが親代わりとなって育てている。
サラと共に魔獣に襲われようとしていたところを、御使いであるゼファーとアレンに助けられ、そこで"ある事情"から、彼女の"未知なる力"を求める旅に同行する事になる。
実は、彼女の"未知なる力"とは、「異空の女神」の力をその体に宿せるというもので、彼女は「異界の三女神」の神託を受けて、「災厄の種」を浄化し世界を救うための旅をしていた。その力で術も扱えるが、彼女自身の特殊な体質により、術を取り込む能力に優れている一方で、術を出す能力はそれほどでもない。そのため、魔具を使用して術を使用できるようにしている。
旅を続ける中で成長し、当初は実力の低さに呆れていた「御使い」の片割れであるゼファーは彼女を見直し、後に想いを寄せるようになる。
彼女も後にそれに気づいて応え、両想いとなり二人は愛を深めていく。神殿の試練を乗り越え異界の三女神の力を宿す事に成功し、後は浄化の儀式をこなすだけとなり旅も終わりに近づいたある夜、「この旅が終わって災厄の種を浄化し終えたら、また一緒に旅をして、色々な場所に連れて行って欲しい」とゼファーに求め、約束の指切りをした。
戦闘スタイル?
武器は大剣だが、当初は剣をまともに扱えなかった。しかし、ストーリーを進める毎に成長して最後にはゼファーの窮地を救った。
戦闘では、女神の力を得てからも、剣技に長けているわけではなく、上述のとおり戦う為に術を操るのにもあまり慣れていないので、中衛で仲間と合わせるようにして戦う。ただし、某神子よろしく戦闘を良い方向に導く妙なミラクルを引き起こす事がある。
使用術技:ホーリィクロス、ブルームレイン、爆砕芽斬、旋天吼、双臥襲鋭斬、獅吼爆振斬、水流旋破、桜臥蒼彗撃、スターライト・ノヴァ、絶翔爆砕、芽襲連斬、空破地砕斬、ブルーアタラクシア、守護の盾、ファル・アンシス、オリハルコン・フォート(アレンとの合体術技)、エンジェルハイロウ(ゼファーとの合体術技)、トリニティ・ノヴァ(秘奥義)
外伝作品出演
2017年11月のリンクとレイズの合同イベント「EX-clipse スクールライブinアーク」で登場。
ディストの操縦するタルロウXXが原因で負傷してしまったバンドに代わって、「BEAT LINKS」を結成して対バンライブに出演した。
2018年3月下旬のイベント「春の大感謝祭 in アーク」で参戦。これが初の3D化となる。
本作で、紅蓮灼火、氷滅蒼閃、天雷輝刃、三宝焔、旋風芽連斬、芽襲双連斬(芽襲連斬の技変化)、剛旋風芽連斬(旋風芽連斬の技変化)、アイシクル、デルタレイ、ロックトライ、スリー・エイド、トリニティ・ヒール(スリー・エイドの技変化)、トリプルブレイズ(三宝焔の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「ブルームレイン」「三宝双陣壁」「トリニティ・ノヴァ」、ゼファーとのクロスオーバー魔鏡技で「ヴェイカント・アンシス」、サラとのクロスオーバー魔鏡技で「アイシクル・コメット」。
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ここからは『テイルズオブリンク』のストーリーの重大なネタバレが含まれます!
旅も終わりに近づき、ゼファーと共に彼女の住んでいる街リュースに戻った際、持ち前の方向音痴からの偶然で、カナの親代わりでもある学者フェイルの部屋に隠し階段があるのを発見。
二人は階段を進んでいく事を選んだが、ゼファーには嫌な予感が渦巻いていた。
そして、隠し階段の先で見たのは―――
―――「災厄の種」と、それを核とした災厄の魔獣ニーズヘッグの復活の為の儀式の実験場であった。
「災厄の種」に関わる事件の黒幕はカナの育ての親・フェイルだったのである。その事実にショックを受けるカナ。
そこへフェイルがやって来る。すると、フェイルはさらにおぞましい事実を口にする。
「災厄の種」はフェイル(本名はディナン、本物のフェイルは彼に既に殺されており、ディナンが魔術で外見を偽装してフェイルに成りすましていた)の一族が開発した自律型破壊兵器である事。
災厄の魔獣ニーズヘッグの降臨とそれによる世界の破壊が一族の悲願であった事。
カナは女神の力を宿せる能力をフェイルに目をつけられ、一族の悲願達成のための、女神の力と災厄の種の力を宿す最強の兵器として、魔術で身体改造を施されていた事。
その身体改造の副作用で方向音痴や魔力を放出する力が弱いのみならず、兵器として支配下に置くために儀式の日までしか体がもたないように調整されており、旅をしていた時間はカナがなんとか普通に過ごせるギリギリの時間だった事。
嬉々として話すフェイルの姿は狂気そのものだった。
それでもカナは自分の育ての親だからと、説得して彼を止めようとするが、フェイルが聞くはずもなく、戦いに突入。
旅の中で成長した彼女はフェイルの「調整」をも超えて強くなり、ゼファーらの協力もあって彼を倒す。が、降臨の儀式を阻止する事は出来ず、魔獣ニーズヘッグが復活してしまう。
魔獣ニーズヘッグとの戦いでは、一瞬の隙を突かれてサラが瀕死の重傷を負ってしまう。さらに自分とゼファーも魔獣ニーズヘッグに飲み込まれてしまった。他のメンバーも満身創痍。絶望的な状況―――
これを救うため、皆を、ゼファーを死なせないため、フェイルによる身体改造のリミットが訪れてもう体が動けなくなる事が分かっていながらも、カナは三女神の力を解放して、異空間への封印術「レディアント・プリズン」を発動。
「後は女神様がやってくれるから、私がいなくなっても大丈夫」と言い残し、魔獣ニーズヘッグと「災厄の種」を自分ごと封印、封印術を使用した際に、カナが宿していた三女神の力は、アレン、サラ、リッピの魂に溶け込んでいった。
しかし、これを眼前で見る事になったゼファーは悲しみのあまり、カナの新世界での復活の為に魔獣ニーズヘッグと契約し、世界を混乱に陥れてしまう。
だが、幾星霜の時を経てもなお、彼女の意識は魔獣ニーズヘッグの中に残っており、魔獣ニーズヘッグを復活させ、自分を転生させようとしているゼファーの行動は間違っていると思っており、「ちがうよ」と彼に伝えようとするが、想い人には届いていない…。
第4部「世界の祈り編」では、ゼファーによるニーズヘッグ復活の儀式が失敗しているのは、彼女の思念がゼファーを止めている為だと判明。果たしてカナとゼファーの辿る運命の先に待つものは…。