カマイタチ(アクマイザー3)
あくまいざーすりーのかまいたち
CV:丸山詠二
『アクマイザー3』第17話「なぜだ?!もう一人のザビタン」に登場した隊長怪人。一応鎌鼬の怪人だが、どちらかというとステレオタイプな悪魔のイメージにそっくりであり、外見にイタチ要素はない。ジャック・オ・ランタンのようにくりぬかれた三日月状(というより鎌状?)の目と口をしており、鎌に似た2本角を持つ。身体を覆うように大きな黒いマントを着ている。「カマーッ」が口癖。
武器は大鎌で、ブーメランのように投げつけて使う他、泣き喚く少年少女の近くに投げつけるとそばにいた子供を金色の玉に変えてしまう。この玉を溶かして「臆病ガス」というガスを作り出し、吸い込んだ人間を臆病にさせて疑心暗鬼に陥らせて同士討ちをさせる「カマイタチ計画」を実行した。ただし、臆病ガスは極度に臆病な子供の血がないと完成せず、コンピューターに選出されたマサオという少年を狙った。
彼の配下の兵士アグマーは「カマイタチ戦法」という相手の周囲を旋回して怖がらせる戦法を使う。
移動には黄色のバイクを用いる。
マサオをからかっていた少年達とそこに割り込んできためぐみという少女の前に現れ、少年3人を金色の玉に変えるが、一平に化けたザビタンによってアグマーが蹴散らされたため、球を回収してバイクで立ち去る。結局ザビタンに追いつかれてしまい、煙を巻いて退散する。
その後、帰宅途中のマサオとめぐみを急襲するも、アクマイザー3の妨害に遭って再度退散する。計画の進行が滞ってアグマーでは不甲斐ないと感じた彼は「悪くて腕が立つ人間を仲間に引き入れる」という策に打って出る。東都タイムズを監視していたアグマーが南雲健二(実はザビタン)という新人記者に目をつけた事で、大金と引き換えに彼にアクマイザー3の暗殺を指示する。渡したピストルでイビルとガブラが銃撃されると、健二を本拠地に招いてカマイタチ計画の概要を話し、マサオの誘拐を指示するが、一平の部屋に乗り込んだ矢先、何と健二が反旗を翻す。さらに金の玉にされていた13人の子供も実は生きていたイビルとガブラによって救出されてしまう。カマイタチ戦法でマサオを怖がらせようとするが、健二とめぐみの励ましでマサオはなかなか泣かず、そうこうしているうちにガブラの「カマイタチ戦法破り」で戦法が失敗してしまう。退散しようとするも健二に追いつかれてしまい、ザビタンに戻った彼を含めたアクマイザー3と対決するも、投げた鎌がザビタンに弾き返され、右の角が切断されてしまう。狼狽した隙に魔法陣アタックを受けて爆死し、玉にされた子供達も元に戻った。