カー(エジプトの妖怪)
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かー
古代エジプトにおいて信じられていたバーと共に人間の魂を構成する存在。
古代エジプトにおいて、バーと共に人間の魂を構成する要素と考えられていた存在。
青いフェニックスの様な姿をしているとされ、万物の創造主であるクヌムが人間を作った時に一緒に作ったものといわれ、全ての人間に影が寄り添っている様に、現身にはこのカーが人と共に生まれて一生その人に添っているとされている。
そしてその人物の死後もカーは生き残って墓の周りに留まっており、その人物の代役になるといわれている。
また、カーは人間の体から完全に独立した存在になる事は出来ない為、死後も飲食を必要とする為に、人々は死者に供物を備え、カーが不自由することが無いようにしてカーが消滅しないように努めていたという。
アルジャーノン・ブラックウッドによる『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』に、カーが出現するエピソードが収録されている。
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