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概要

古代エジプトにおいて、バーと共に人間の魂を構成する要素と考えられていた存在。

青いフェニックスの様な姿をしているとされ、万物の創造主であるクヌムが人間を作った時に一緒に作ったものといわれ、全ての人間に影が寄り添っている様に、現身にはこのカーが人と共に生まれて一生その人に添っているとされている。

そしてその人物の死後もカーは生き残って墓の周りに留まっており、その人物の代役になるといわれている。

また、カーは人間の体から完全に独立した存在になる事は出来ない為、死後も飲食を必要とする為に、人々は死者に供物を備え、カーが不自由することが無いようにしてカーが消滅しないように努めていたという。

アルジャーノン・ブラックウッドによる『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』に、カーが出現するエピソードが収録されている。

悪魔くんに登場するカー

CV:掛川裕彦

アニメ『悪魔くん』第6話「なぜ、古代魔法界の英雄が!?」登場。

エジプト魔獣と呼ばれ恐れられる黒悪魔

ガハハ3人組によって現代に蘇った古代魔法界の英雄にしてエジプトの王・ツタンガーメンの僕で、遊園地に出現して次々に人間たちを巨大ピラミッドの材料へと変えていった。

口から人間を固める粘液を吐き出し、例え体を粉々にされても分裂再生するという高い生命力をもっており、この力を持って悪魔くんを苦しめ、メフィスト2世も固めて倒してしまうが、最後は彼が残したシルクハットから放たれた「死のメロディ」によって、ツタンガーメン諸共冥界へと送り返されてしまった。

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カー(エジプトの妖怪)
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