ガラスのうさぎ
2
がらすのうさぎ
「ガラスのうさぎ」とは、太平洋戦争を主テーマにした高木敏子の自伝小説。
作者は高木敏子。自身が太平洋戦争で家族を失い被災し、戦後を生き抜いていく姿を描いた、
1977年に自費出版された「私の戦争体験」が元になっており、のちに加筆修正されて現在のタイトルになった。
作者の作家デビュー作でもありアニメ、実写化もされており小学校の読書感想文の定番課題図書でもある。
なお、作者の高木は現在高齢により作家活動を引退している。
ガラス工場を経営していた父の元に産まれた江井敏子は、兄2人も出征し戦局が厳しくなる中縁故疎開で1人神奈川の二宮にいた。東京大空襲で母と妹2人を亡くし、焼失した家の跡には溶けたガラスのうさぎがあった。戦争により敏子をさらに過酷な運命が襲っていく。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です