CV:吉野裕行
※ネタバレ注意!
概要
アニメ『夜ノヤッターマン』の登場人物。
ひょんな事からドロンジョたちと出会い、共に旅をするようになる少年。17歳。
気弱でひ弱だが正義感の強い性格。
両親はアルエットの両親と愛犬共々ヤッターキングダムへ連行され、強制労働の挙句爆発事故で亡くなっている。
そのためヤッターマンを憎んでおり、幼なじみのアルエットを守るため強くなりたいと思っている。手先が器用で、得意の裁縫でアルエットの服をたくさん作っている。
常にサイコロを持ち歩いて出た目で物事を決める癖があり、それによりドロンボー一行を匿ったり、ドロンボー一行と一緒に行こうとするも出た目で行く事を諦めている。
アルエットのことは「アル」と呼んでいる。
また、ドロンボー一味とアルエットからは「ガッちゃん」と呼ばれている。
容姿や名前、胸にヤッターマンが身に着けていたのと同じ形状のネックレスをしている事などある人物と似ているところが多い。
声優は平成ヤッターマンの一号と同じ。
第3話
自身の家でドロンジョ達(その姿は全裸だったため、ガリナから変態呼ばりされた)を目撃し、アルエットを狙ってきたのではないかと問い詰めようとすると、逆に泥棒と勘違いされトンズラーに拘束されてしまう。ドロンジョに身の上を尋ねられたことで誤解は解けたものの、ヤッター兵の捜索の手が自宅に及ぶ。
サイコロの出た目の結果でドロンボーを匿うことにし、さらにヤッター兵を誤魔化すとはいえ暖炉のそばで干していたドロンボー一味の衣装(第1話でヴォルトカッツェが作った貧相なもの)を暖炉に焼き捨ててしまった。その後、アルエットの服とアルエットの父の服をドロンジョたちに貸し、ドロンジョ達に自分とアルエットの両親に起こったことを話して一日だけ家に匿う事を彼らに約束した。
ボヤッキーとトンズラーに何故ヤッターマンを憎むのか質問した際、ドロシーを失った事から「大切な人を守れなかった」という言葉に少なからず自分と同じ思いを受けたガリナは、濡れてしまって暖炉のそばで干されているヤッターマンでんせつの絵本を参考にドロンボー一味の衣装(以降の正式なもの)を徹夜で作成して翌日の朝プレゼントした。
その後、ドロンジョ達が家を出た事を知り飛び出したアルエットを引きとめようとしたときに話した言葉でドロンボーを匿った事がヤッター兵にバレてしまい、ヤッター兵の集団から家ごと抹殺されそうになったところを道を引き返してきたドロンボーに救われる。ドロンジョに叱咤激励され、自分の作った服を着て「アンタたちを守る!」と宣言した彼女の言葉を受けたことで、サイコロに頼らずにヤッターマンに「デコピン」することを誓い一味に同行することを決意した。
第5話以降
が、気弱が完治したわけではなく、第5話では格闘大会に参加させられた際、練習ではヴォルトカッツェにすら負けて自信を失い、本番でも勝利より生還を優先してしまったり、第6話では処刑されそうになった際、最後の言葉さえもサイコロで決めようとし、ゴロー将軍をあきれさせたりするなど、優柔不断な面が多かったが、ドロンジョ達と行動する内にその姿に次第に諦めない心と勇気を持つようになる。
第7話でトマケ海中発電所で捕まった際、ドロンジョ達に自身が考えた作戦を指示、トマケ海中発電所からの脱出に成功に導いた(途中、ヤッターマンボウの妨害を受けるが・・・)。
同話では壁の外に行くのが夢で何度も壁を越えようとして失敗し、夢を諦めかけた漁師のリョウを励まし、その言葉でリョウは最期まで諦めず、自身が助けた亀達の手助けで壁の外へ出ることに成功した。
ヴォルトカッツェとエレパントゥスの薫陶を受けている。格闘技方面はひ弱なままだが、裁縫の特徴を活かし、ヴォルトカッツェの指導の下メカ作りの才能も見せており、第7話では、黄色いサイコロ型メカを作りかけながら試作に成功。8話にはそのメカの頭部が出現し、9話では僅かながら喋っている。
ドロンボー一行との旅で度胸や勇気を培い、9話ではヤッター兵に捕まってアバレシ大監獄に連れていかれたドロンボー一行を救うために奮闘して救出に成功するなど心身ともに成長している。
また、赤いマスクを着用し、自身が作ったけん玉を武器にして、見事ゴロー将軍に勝利した。