CV:平田広明
※ネタバレ注意!
概要
アニメ『夜ノヤッターマン』の登場人物。
誕生日は4月1日。血液型はB型。(ゲームアプリ『激突!ブレイク学園』の限定コラボより)
ドイツ語の「Wildkatze」(ヤマネコ)が名前の由来と思われる。
彼の一族はドロンボーがヤッターマンに敗れて僻地に追放されたのちも、ドロンジョの一族に代々つかえてきた。
彼もまたドロシー、レパード母娘に忠誠を誓っているが、立場や相手の状況ゆえ異性として意識はしていない様子。
忠誠を誓っていたドロシーが病に倒れたことをきっかけとして、ヤッターマンの「正義」に疑問を感じるようになり、レパードとともに初代ドロンボーを継ぎボヤッキーと名乗るようになる。
新生ドロンボー一味の結成の際、先代のドロンボー一味を意識した行動をするため、絵本「ヤッターマンでんせつ」を参考に、下ネタを発したり、「ポチッとな」などと話すなど、ボヤッキーに似た口調を話すようになる。
また、ドロシーからもらったドライバーを形見として大事にしている。
容姿はイケメン。今までのタイムボカンシリーズの三悪の(八奈見乗児が演じた)頭脳担当キャラとは異なり、すらりと長身で、(『ヤットデタマン』のジュリー・コケマツにもあった)赤いドタ靴のような鼻も出っ歯もない。しかし『ジョシコーセー』への執着は、遺伝子レベルで彼の魂に刻まれているらしい。事実、10話で処刑寸前の最期の言葉を聞いた十二神将は誰も意味が分からず、世界が荒廃して概念自体消失している事が窺える。そして11話で、1台のヤッター兵が間違えて挿入してしまった『全国のキュートな女子高生を探せ!』というビデオテープの映像を観て、『女子高生』という言葉の意味を初めて知り、「私、全国の女子高生とお友達になりたい。」と、新たな夢を宣言した。
あと、出ベソに関しては、エレパントゥスと同様先祖からの遺伝だが、これがかなり長い(大きい?)らしく、普段さらされる事はなかったが、第9話の冒頭で行ったインチキ商売で、ようやく披露された。
線の細い見た目に反して肝はかなり座っている方。ボヤッキーというよりはコスイネンを思い起こさせる。
一方で貴族のようなキザな立ち振る舞いも見せるが、実際には貧乏なのでイマイチ締まらない。
手先が器用で、材料さえあればドライバー1本でドロンボーメカを始め、いろんなメカを作ってしまうなど、メカ造りの腕は優秀。
レパードが持っている煙管型のシャボン玉ストローも彼の作品。
ただし、メカ製造資材に関しては、第7話でヤッタートルを改造したこと以外インチキ商売で稼いで調達した形跡は無い。さらに、第8話及び第9話では、メカの用意が全く出来ていない。
ただし、裁縫は苦手で、初期の服装は露出度が高い貧相な出来であった。
メカ作りだけではなく、前もって落とし穴を仕掛けるなど、頭の回転が速く機転が利く。
若く見えるが、9歳のレパードが生まれた時にすでに今と同じくらいの背格好だったので、結構な年齢のはずである。歴代の頭脳担当キャラと同じくらいか(公式サイトでは25歳となっている)。
初代ドロンボー一味と同じく資金稼ぎのため、旅の先々で手品のようなトリックを使ったインチキ商売もはじめるが、景気の悪いヤッター・キングダムでは客足もなく商売になってない上、情に流されてインチキ商売をばらした上で無料で差し出した。
一度はゴロー将軍の執拗な追撃に一時撤退を提案するも、離れ離れになって初めてドロンジョやドロシーのことに思いを馳せ、決意を新にする事をした。
そして全てが終わり、今後は、新たな夢である「全国の女子高生とお友達になる」ために、旅立つ事にするつもりである。
関連イラスト
第1話が放送されたばかりの頃は、レパードとエレパントゥスとのセット(ドロンボー一味)のイラストが多かった。しかし、話が進むにつれて彼単体のイラストが次第に増えてきた。