キチママ

きちまま

キチガイママの略称。およびそれを題材とする動画ジャンル。

概要

常軌を逸した行為をやらかす母親の事。主に親しくなったママ友(あるいはその家族)がターゲットである事が多いが、全く面識のない人がターゲットにされる事もある。

本項では、YouTubeのコンテンツジャンルの一つとしての「キチママ」についても述べる。

YouTubeにおける「キチママ」

YouTubeにおけるスカッと系ショートストーリーのテンプレの一つであり、フリーイラスト(いらすとや、イラストAC等)とゆっくり音声を組み合わせた2chスレ風形式による動画が多い。エピソードによっては泥ママを兼ねている場合もある。

ストーリーのテンプレ

キチママがある目的のために普通ならまず思いつかない(思いついてもやらない)であろうキチ行為を実行するが、キチ行為の過程または成し遂げた後にひどい目に遭うのがお約束となっている。

主なキチ行為の一例

• 自動車事故を起こしたにもかかわらず、賠償責任を逃れるため他の人に身代わりになってもらう。

• 保険金欲しさにわざと自分の家に放火する。

• 自分の子供に障がい(身体的なものか精神的なものかは問わず)があると判明したため、ママ友の子供と交換しようとする。

• ママ友の不倫を疑い恐喝する。(キチママ自身が不倫している事実を棚に上げている場合も)

• 公共料金の請求書や税金の督促状、裁判所からの訴状などを回覧板や保育園の連絡帳に挟んで渡す。

• ママ友の物を無断で借りたり、外食や女子会、旅行などで財布を持って行かず、忘れたから金銭を借りたり立て替えてもらうけど、屁理屈をこねて返さない。(下手したら、自分の物と他人の物の区別がつかないなんてことも)

• お節介を超えた親切の押し売りで、単に不要品の押し付けをしたり、それにかこつけて恩や貸しとして後々にとんでもない請求を強請る、相手の家庭に入り込んで何かしらの犯罪の下見をする。

• 買い物でレジに並ぶ際、他の客に支払いを押し付ける。

• 民生委員を騙り、アレルギーの危険性などそれっぽい理由をつけてイッチ(語り手)側がカニ料理を食べたことに抗議する。

• 試験会場に着くのが遅れた、または会場を間違えたためイッチに誘拐されたと警察に虚偽の通報をする。

• イッチの子どもが亡くなった後、その代わりとして養子にするよう要求する。

• 補聴器をただのイヤホンと勘違いし「歩きながら音楽聴くな」と怒鳴りつける。(イヤホンを投げつけて壊す場合も)

主な登場人物

ここでは主に2chスレまとめ動画における立ち位置で紹介する。(2chスレ風創作の場合は、2chにスレ立てされた内容という設定として取り扱う)

語り手

キチママエピソードをスレ立てした(という設定の)人物で、主人公のポジション。老若男女問わず「イッチ」（2chで言う「>>1」のこと）と称される事が多い。

キチママ

言わずもがなキチママエピソードにおける悪役。目的の為なら普通はまず思いつかない衝撃的な行為を実行することも厭わない。主人公に対してキチ行為を働く以前から周囲の評判が非常に悪い人物として描写されているケースが多い。

キチ家族

文字通りキチママの家族達。俗に言う加害者家族にあたる。

キチママが死亡するエピソードの場合、死んだキチママの代わりに主人公側に凸してくるポジションでもある。

キチ旦那

キチママの夫。キチママのキチ行為が明るみに出た後、主人公の家に謝罪しに来てキチママに離婚を言い渡すなどの制裁を加える。

一方でキチママのキチ行為を知ってもなおキチママの肩を持つ言動しかしないケースもある。

キチ両親

キチママの両親(片親の場合もある)。キチママの尻拭い(損害賠償の支払い等)をさせられる役目。

最終的にキチママを実家に強制帰還させて根性を叩き直すことが多い。

キチ子(キチ息子orキチ娘)

キチママの子供。年齢は保育園児〜小学生ぐらいの子供であることが多い。

良心的な性格の子と、キチママの子育ての悪影響でクレクレや暴力行為などを繰り返す問題児に分かれる。

主なキチママ専門チャンネル

• 2chオンナの泥沼劇場
• 2chスカッと泥沼劇場
• 女イッチの修羅場劇場
• キチと出るか泥と出るか
• 隣のキチママ

関連動画

キチママまとめ

関連項目

母親 ママ友 キチガイ スカッとする話 修羅場