漫画『キックの鬼』
キックボクサー「沢村忠」を題材にした梶原一騎原作、中城けんたろう作画の漫画。
『少年画報』に1969年2月号から1971年8号まで連載。
アニメ版は1970年10月2日から1971年3月26日までTBS系列局で放送。全26話。
東映動画(現・東映アニメーション)とTBSの共同製作作品で、アニメーション制作も東映動画が担当。本作は、東映動画初のTBS系ネット作品となった。
キャスト
沢村は当初本人が演じる構想もあったがスケジュールの都合で断念。沢村のそっくりさんとしても知られた朝倉が起用された。
主題歌
主題歌はいずれも沢村本人が歌い、オープニングでは実写の沢村の映像が使用されている。
ちなみに後番組『帰ってきたウルトラマン』の第27話には沢村が本人役で登場する。
パロディ
『とっても!ラッキーマン』の節分回で漫画版の沢村をモデルにした「キックの鬼」が登場。矢吹丈っぽい「パンチの鬼」、宗像仁っぽい「鬼コーチ」と共に暴れた。最後は合体して三位一体「リングの鬼」となるもラッキーマンのマグレで戦死。
沢村はポケモンのサワムラーのモデルとしても知られる。