CV:大泉洋
概要
のび太達を襲った海賊団の船長で、フロックとセーラの父親。本名はジョン・ハーバー。
未来の技術で開発された「海賊船」を駆り、何らかの計画を進めている。計画遂行の為なら時間犯罪はもちろん、地球のエネルギーを奪い取ろうとするなど手段を選ばず、一見冷酷かつ無情な人物に見える。
かつては家族想いの穏やかな科学者だったのだが、同じく科学者だった妻の死と「近い未来、地球と人類が滅亡する」という危機を知ったこと、そして妻から息子たちを託された事による重圧感で精神を病み、以前とは全く異なる性格に変わってしまった過去を持つ。
ただ、その行動は妻や息子たちへの愛情に起因しており、フロックに体罰を振るったことに対する自責の念に苦しめられるなど、本質的には悪人になりきれていない面も目立つ。
余談
作中では2295年に地球と人類が滅亡した事になっているが、タイムパトロールの本部は2300年〜2400年(24世紀)にあるため矛盾が生じている。
これに関しては「シルバーが地球のエネルギーを吸い出したことが人類滅亡の原因となった(滅亡の未来を意図せず自らの手で作り出していた)」あるいは「ドラえもん達がシルバーを阻止することが最初から歴史に組み込まれていた」と解釈することが出来るものの、真相は語られていない。
CVを担当する大泉洋はHTB制作のバラエティ番組「水曜どうでしょう」でおなじみ。
……そのせいなのか、「のび太の宝島」作中ではドラえもんの寝ている押し入れの中に「金曜どら」と書かれたポスターが貼られている。フォントや見た目も「どうでしょう」ロゴ風にしてある。「どうでしょう」カメラ担当ディレクターの嬉野Dはこのような小ネタが仕込まれていることを知らなかったようで、Twitterで反応していた。
モンスターストライクと本作がコラボした際、降臨クエストのボスキャラとしてシルバーも登場したが、クリアしてもシルバー自身は手に入らなかった。また、ボイスも収録されておらず、制御板を解除する効果音が撤退ボイスとなっている。
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シルバー(ドラえもん) ジョン・ハーバー (子記事)