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概要編集

古代ギリシャ古代エジプトなどの神話に登場する獣人

英語ではサイノセファリー(Cynocephaly)と呼ぶ。


ラテン語で“犬の頭”を意味する名の通り、のような頭をした人間で、外見が獣や人というだけで特別な力などは持ち合わせていない。


古代ギリシャの歴史家ヘロドトスによればエチオピアに住んでいるとされ、マルコ・ポーロによれば、アンダマン諸島で彼らは暮していると『東方見聞録』に記している。


また古代ギリシャのクテシアスやメガステネスが記した書物にインドの山の中の洞窟に暮らしていた犬の頭の人々について紹介している記述が有り、それによれば人間の言葉は喋れないが、理解する事は出来る為身振り手振りで人間とコミュニケーションを取る事が可能だったとされる。たま好戦的な彼らは弓矢槍の扱いに長けており、人間の王と取引きを行い、戦場で活躍していたという。


ロシア正教などの異聞では、幼い頃のイエス・キリストを背負って川を渡ったという聖人クリストフォロスがこの種族出身であるとされた。


関連タグ編集

ギリシャ神話 エジプト神話 獣人 犬人


アヌビス ダルメシマン

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