タグとしては主にギアンのみが使用されている。
概要
CV:成田剣
「魔獣調教師」の異名を持つ、無色の派閥・クラストフ家の現当主。
エニシアの望みを叶えるため、竜の子を狙う鋼・剣・獣の各軍団を統括し、様々な謀略を行う参謀的な存在。
また、一族の秘伝として伝わる、遠い昔に失われていた筈の「送還術」を使いこなす。
天使の系譜にも連なる聖獣・幽角獣の父と召喚師の母との間に生まれた響界種であり、その出自を忌まわしいものとした母方の祖父(前クラストフ当主)による虐待を受けていた。
響界種の力が目覚めた後に祖父を殺害し、繰り上がる形で当主の座に収まった。
自分と母を捨てた父親への復讐のためにエニシアの望みを利用し、竜の子とラウスブルグの力を手に入れようとしている。
戦闘においては、送還術を用いてこちら側の召喚術の無効化やユニット召喚獣の強制送還などを行う上、幽角獣の力で毎ターンHP/MPを回復するため非常に厄介な敵。
PSP版では2周目以降傀儡ユニットとして戦闘で使用することができる。CCの幅はないが敵対時の厄介な能力はほぼそのまま使用可能なため強力なユニットとなっている。
関連タグ
サモンナイト サモンナイト4 エニシア 響界種 ライ フェア
カップリング関連タグ
真実
実験に召喚された父が腹いせに召喚師の娘を孕ませたのがギアン……本人は祖父からそう言われていた。母は祖父に逆らえずにいたが、あるお守りを渡すなど気にかけていたために母には深い愛情を抱いていた。
しかし、そもそも望まれぬ子だということ自体が祖父の嘘であった。家の繁栄のためだけの結婚を拒んだ母は実験動物の幽角獣と愛し合っていた。つまり、ギアンは二人に望まれて生まれた子であった。が、召喚師の大多数は召喚獣を道具扱いしており、それが無色の派閥であれば尚のことであった。
前当主は父を殺し、母からギアンを取り上げて絶対に角を折らないように地下牢で拷問を受けていた。が、ギアンがこれまで死ななかったのは母のくれたお守りに入っていた父の形見の角による守りであった。
父と母が愛し合い、自らも確かに父に愛されていたことを知ったギアンの心中は想像するに余りある。