ギギム

ぎぎむ

機動戦士Vガンダムに登場した重MS「シャイターン」のラフスケッチ時の名前。コミック版ではこの名義で登場。

概要

コミック版において改変されたシャイターン、……というかもうかなりの別物である。

まあ当該作品ではフルプレートアーマー風の外装を着せた騎士ヴィクトリーとか9本のビームサーベルを束ねた超大出力サーベルとか色々とやりたい放題だったのだが、実はこの名前自体はラフスケッチにも書かれており完全にコミック版オリジナルのものではない。

アニメとコミック版の作成スケジュールの都合で、旧名義のまま出てしまったのだとか。

コロニー格闘王ギンザエフ大尉が搭乗し、必殺のギギムセメントクラッシュでガンイージをバラバラにするなど多彩な格闘技でヴィクトリーとの激戦を繰り広げた。

この格闘術は「コロニー内で射撃武器を使えば、取り返しのつかない事態になりかねない」と市民を気遣うギンザエフの思いによるもので、またジェネレータを爆発させずに敵機を無力化する為のものでもある。……意外と理に叶っているのが不思議。

なお近年のガンダム系作品ではビーム兵装に「市街地などでは自動的に出力が落とされる」などの設定が追加されていたりする。