ここがクスオーシャンに浮かぶクスアイランドだとしたら…
ワシ…ワシらは クスまみれか?
概要
マリオ&ルイージRPG/マリオ&ルイージRPG1DX
アハハ・アハデミーでのパーニョ&新人クッパ戦後にアクシデントでマリオブラザーズが吹っ飛ばされた、マメーリア王国の東に位置する島・クスアイランドに住み着いている謎の生物。
雫型のような形状の身体に鳥のようなクチバシがついた見た目をしており赤色と青色の個体がおり、一人称はどの個体も「ワシ」。
一応会話はできるがその内容は脈絡がなく意味不明。
直接的な描写は存在しないが脱皮する種族でもあり、後述のクス・ジーウェアは脱皮した彼らの抜け殻。
ファイアパレスでファイアハンド、サンダーパレスでサンダーハンドを習得後に赤色の個体にファイアハンドを、青色の個体にサンダーハンドを当てると暴走して戦闘になる。
島の各地にある古いレコーダーの内容によると「赤いクス・ジーに炎を近づけたらモンスター化して襲いかかった」「モンスター化したクス・ジーに襲われた仲間はクス・ジーと化してしまった」という内容が聞ける。島にいるクス・ジーの正体は昔クスアイランドに調査に来ていた探検隊の成れの果てなのだろうか?
マリオ&ルイージRPG3DX
『クッパJr.RPG』に登場。
何故かゲプー岬に住み着いている個体がおり、彼らが主食としているゲプーキュウコンを譲って貰おうとモートンが交渉しようとするも互いの喋り方の癖が原因で話にならない為ゲプーキュウコンを巡ってバトルになる。
戦闘後ゲプーキュウコンは譲って貰ったもののカメックには「ブキミな生き物」と評された。
バトルにおける特徴
マリオ&ルイージRPG/マリオ&ルイージRPG1DX
ワシ ワシ…
ワシワシワシワシワシ
ワシワシワシワシワシ
ワシワシワシワシワシ!!
前述の通り、各色に対応するハンドを当てる事で凶暴化して戦闘になる。
赤色と青色で吸収・弱点となるハンドが対照となっており、赤色はファイア吸収でサンダーが弱点、青色はサンダー吸収でファイアが弱点となっている。しかし、吸収属性で回復させ続けても倒す事ができる。
戦闘におけるハンドアクションのチュートリアルも兼ねており、吸収・弱点それぞれのハンドで攻撃するとそれらを解説するセリフを喋る。
攻撃方法は、マリオとルイージの間を走り回りながら交互に体当たりを仕掛けてくる。赤色は円形に回り、青色は菱形かつジグザグに回るといったように、各色で挙動も異なる。いずれも吸収属性を受けると身体が膨れ上がり、動きが速くなる。
突然逃げ出してバトルを強制終了させる事があるが、「ウソ!」のセリフと共に復帰してくるパターンも存在する。
ドロップアイテムは防具の「クス・ジーウェア」とバッジの「クス・ジーシンボル」。
クス・ジーウェアはマリオとルイージが共通で装備できる。特に変わった効果はない。
クス・ジーシンボルはハンドのソロアタックで与えたダメージの10%を回復するという特徴がある。
なお、バトルに勝利して正気に戻した後も、何度でも凶暴化させてバトルを挑めるので、彼らでハンド関連のアクションを練習するのもオススメ。
…安心しろ。死んだフリだ。
クッパJr.RPG
ゲプー岬のボス敵として赤色と青色が登場。
ゲームシステムの違いもあり、通常攻撃は体当たりのみ。スペシャルアタックとしてジャンプ攻撃もしてくる。また、「すけっと」で増援を呼ぶ事もある。
青色は「きあい」で仲間のGDDを強化したり、「みきり」でこちらの攻撃を避ける事がある。
余談
リメイク前(GBA、WiiUVC、Nintendo Switch Online版共に)はファイアパレス付近にいる赤いクス・ジーが「この島におっぱい村を作って、おっぱい村の村長に立候補する」という台詞を言う個体がいたが、下ネタなどに対する規制や批判が過剰なまでに多くなった近年ではこの程度でも叩かれかねないためか、1DXでは『マシュマロ村』に変更された。
ちなみに、同じマリオシリーズの作品では、とある技を使った際にもっとヤバい下ネタが見られる。一応、こちらもリメイク版に伴って修正されたのだが極一部が訂正されただけで、一番直さなくてはならない部分がそのまま残っており、明らかに下ネタとして分かっててやっているため上記より遥かにタチが悪い。