「苺にチョコミント、そして、生クリィィィィィィム!」
概要
『それいけ!アンパンマン』に登場するキャラクターで顔がクレープの形をしている男性。
クレープ作りの名人で人に合わせたトッピングでクレープを提供してくれる。
初登場回は2013年放送の「ばいきんまんとクレープマン」。
ばいきんまんとドキンちゃんからクレープを作って欲しいと頼まれたためドキンちゃんにはとびっきり豪華なクレープを渡すが、ばいきんまんには合ったトッピングが思い付かず「あなたには興味がなくなった」とクレープの皮だけを渡してしまう。
怒ったばいきんまんは大暴れするが、アンパンマンにアンパンチされてしまった。
その後、ばいきんまんはバイキン城で仕返しを企むがドキンちゃんが残ったクレープを分けてくれたので事は収まっている。
以降も登場するたびにばいきんまんからクレープを作って欲しいと頼まれても彼に対しては毎回トッピングが思い付かずクレープの皮だけを渡すのがお約束となっている。
その度合いはばいきんまんが作中では基本的に周りから気づかれない変装をしていてもクレープマンは本能で察してしまうほど。
宮野氏の演技もあることからアンパンマンのゲストキャラクターにしては人気が高く、Twitterでは彼の登場回にたびたびトレンド入りしている。
2024年の登場回では遊戯王ラッシュデュエルのE・HEROと同時にトレンドワードに載ったことでネタにされてしまった。
担当声優について
『それいけ!アンパンマン』は作中に登場するキャラクターが多いことで知られているが、登場する頻度が低いキャラクターの場合、登場するたびに声優が変更するケースが珍しくない。アンパンマン役の戸田恵子はこれについて、「前回の登場からのブランクが長すぎて当時の演技を覚えていない」と困惑されたり、スケジュールの都合が合わなかったりして出演のオファーを辞退されることを理由として挙げている(『アンパンマンVSアンパンマン』より)。
クレープマンも例外ではなく、高橋氏が代役として担当した回があるのは宮野氏のスケジュールの都合がどうしてもつかなかったためである。しかし、作品のファンの声を受けて執筆したライターから代役の登板について難色を示されたため、宮野側が出演に前向きになるまでクレープマンの登場を見合わせ続けた、というエピソードが残っている。
登場回
括弧は関東の放送日。
- ばいきんまんとクレープマン(2013年5月3日)
- カレーパンマンとクレープマン(2017年8月4日)※この回のみ高橋広樹が代役
- ドキンちゃんとクレープマン(2018年9月28日)
- ドリアン王女とクレープマン(2019年3月29日)
- コキンちゃんとクレープマン(2019年7月26日)
- おくらちゃんとクレープマン(2019年11月29日)
- かつぶしまんとクレープマン(2020年4月3日)
- ビクビクちゃんとクレープマン(2020年12月18日)
- シチューおばさんとクレープマン(2021年2月26日)
- クレープマンとフラワーランド(2021年10月29日)
- サラダ姫とクレープマン(2022年2月28日)
- はるかぜさんとクレープマン(2022年4月1日)
- クレープマンとカラコちゃん(2022年9月2日)
- クレープマンとちゅらおばあ(2023年8月18日)