クローテングー
くろーてんぐー
妖怪烏天狗が
モチーフのメダロット。
芭蕉扇で旋風を巻きおこし
天狗つぶてをバラまきながら
空を自由自在に飛び回る。
その姿はまさに
天狗の神通力を思わせる。
初代メダロットで初登場した、CRW型メダロット。名前の由来はそのまんま『crow(カラス)+天狗』。
ロボロボ団の幹部・『モノワスレのスズメ』の愛機として登場する。
両手が天狗の団扇になっており、突風を起こす事で飛行メダロット特効のアンチエア攻撃を行う。漫画版では団扇は普通に手として使うことができ、物を掴むことができる。
また、脚部の手は、鳥の鉤爪のように物を掴んだり、地面に立つことができる。
建設中のセレクトビル、シノビックパークの忍者屋敷でスズメのメダロットとして戦う。
セレクトビルではアガタヒカルのメダロットを突き落として壊すが、ヒカルの父親に修理され、更には新しいティンペットを入手されてしまう。
ゲームと異なり、スズメではなくタイフーンのメダロットとして登場。
建設中のセレクトビルの中で迷子にならないようにメタビーが置いていたネジを食べていた。
ヒカルに目撃されて逃げたと見せかけて、建設中の屋上に大群で待ち構えていた。
足場が悪いので命綱を着けて戦うメタビーに数で翻弄し、鉄骨を振り回しても止まり木のように掴まってしまう。
しかし、それが仇となってすかさず転送したエレクトウェーブ(コフィンバットの左腕)で鉄骨を電磁石にされて動けなくなり、そのまま自切したエレクトウェーブごと下に落とされて大半の戦力を失ってしまう。
※この頃はロボトル中のパーツ転送は違反ではなく、現に悪ガキ三人組戦でミスターうるちの目の前でパーツ転送したが、咎められなかった。
すると、顔に傷を持つリーダー機が相手となり(この時、ヒカルはロボトルではリーダー機を決めるものと初めて知る)、強風攻撃でメタビーを攻撃する。
弾丸すらも吹き飛ばすほどの威力にメタビーは降参し、背中のハッチを指差し、メダルを取るように誘う。しかし、それは相手を油断させるための演技で、射撃の反動による体当たりでクローテングーのリーダーを捕まえ、そのまま地面に叩きつけて勝利する(メタビーは命綱のおかげで生還)。
しかし、ミスターうるちすらも入れなかったセレクトビルにロボロボ団が入り込めた事に、ヒカルは疑問を抱き、それは後にタイヨウ達セレクト隊第一部隊の正体の伏線となった。