隠れても、かなり無駄だった。
カードとしての能力
クローン・バイス |
UC 闇文明 コスト3 |
呪文 |
相手の手札を1枚見ないで選ぶ。その後、すべての墓地にある《クローン・バイス》1枚につき、相手の手札から他の1枚を見ないで選んでもよい。選んだ手札をすべて捨てさせる。 |
※殿堂入り
概要
DM-12「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合」にて登場した呪文。
自分・相手の墓地に存在する《クローン・バイス》の枚数+1枚をハンデスすることが出来る。
普通に使った場合は1コスト重いゴースト・タッチになるが、2枚目に使った場合は1コスト軽いスケルトン・バイスに変化する。そして、3枚目以降になると、前述のスケルトン・バイスよりも強力なハンデスが出来るようになるため、非常に強力である。
また、2ターン目にダンディ・ナスオやエマージェンシー・タイフーンを使って、1枚目のこのカードを墓地へ送れば、3ターン目に3マナ2ハンデスが可能になる。
なお、相手の墓地にあるこのカードの枚数もカウントされるため、相手もこのカードを使っている際には、相手に逆利用されてハンデスされてしまう事例も存在していた。逆に言えば、このカードを使ったデッキのミラーマッチでは疑似的なマッドネスとして機能していた。
当時はスケルトン・バイスの存在もあって注目されなかったが、そのスケルトン・バイスが殿堂入りになると、主にコントロールデッキで採用されることが多くなった。
状況次第ではあちらよりも上回る性能を持ち、このカードによるハンデス対策のために、このカードを採用しているデッキも目立ったということもあって、2007年11月15日に殿堂入りされた。殿堂入りになったことで、1枚では本来の性能が機能せず、ゴースト・タッチの下位互換になってしまうということから、事実上のプレミアム殿堂とも言えるだろう。
デュエル・マスターズ プレイスでは、DMPP-05「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」で実装されている。
現在でも殿堂入りになっているということもあるのか、以下の弱体化が施されている。
- コストが3から4に上昇(※)
- 自分の墓地だけ参照される。
- ランダムハンデスからセルフハンデス(ハンデスする手札のカードを相手が選ぶ)に変更
※他のクローン呪文は元となった呪文+コスト2となっている。しかし、TCG版のこのカードの場合、(S・トリガーを失った分を差し引かれたということもあるのか)ゴースト・タッチと比べると1コストしか増えていない。そのせいで絶大なテンポアドバンテージを稼ぎかねないようになってしまったため、コストの上昇は仕方なないだろう。