概要
北欧神話に登場する酒の神でアース神族とヴァン神族の唾から生み出された。
知識の神ともされ、どんな問いにも解答して見せ、その豊富な知識を人間達に広めて回ったとされている。
しかし、ドワーフによって殺されてしまい、その血と蜂蜜を混ぜた事で智慧や芸術の才能を得ることの出来る蜂蜜酒が出来たとされる。
その酒の番にはドワーフが殺した霜の巨人の娘が付くことになった。知識の探求に余念がないオーディンはこの酒の効能に目を付け、ヨトゥンの娘に取り入って酒を三口で飲み込み、頃合いを見計らうとワシに変身して逃げ去った。飲み込んだ酒は吐き出されて桶に溜め込まれた。
この酒はオーディンを始めとするアース神族と、オーディンの認めた人間だけが飲む事を許されたという。