概要
CV:川久保潔
「不動のグアーム」の異名を持つ。ロージェノムが作り出した獣人ではなく、数千年生きて知能を持ったアルマジロで獣人の開祖的な存在。螺旋王への謁見の間であろうと躊躇なくキセルを銜え煙を吐く。老獪な策士で、他の四天王からも一目置かれた存在。
ロージェノムとはかなりの古い付き合いで、古代の事象に関する知識も共有しており、彼に意見出来る唯一の人物。十八話のロージェノムの回想で、若かりし日のロージェノムの肩に乗っている姿がある。
(『紅蓮編』及び『グレンラガンパラレルワークス』においてもロージェノムと共にある様子が描かれた)
難攻不落要塞型ガンメン「ダイガンド」を旗艦とする重砲撃型ガンメン部隊を指揮し、自らも専用ガンメン、「ゲンバー」を駆り戦う。但し腕が短く操縦桿が握れない為、コックピット内のアームで操縦している。ダイガンドを操って竜巻を起こし大グレン団を窮地に追い詰めるが、グレンラガンの地下からのドリルアタックで艦ごと串刺しにされて戦死した。
名前の由来は、遺伝子の4つの塩基の1つ「グアニン」と大地の精霊「ノーム」から。
その正体
幼少期から常にロージェノムとともにいたこと、ロージェノムの「千年の倦怠」という言葉、グアームがシトマンドラに放った「200年あまりの若造」という言葉からグアーム自身がロージェノムとともに「千年以上生きている」ことが推察される。そのためロージェノムが率いた螺旋族とアンチスパイラルの戦争、この宇宙の真実などこの物語の根幹について深く知る人物でもある。
そして彼の使用した「己とダイガンドを回転させ超強力なエネルギー防壁を発動する」という技から見られるに彼自身も螺旋の力を有していること、そして螺旋力を持つということは「非獣人」であることを意味する。(おそらくブータと同様の螺旋力に影響された突然変異種、かつ強大な螺旋の力を有する者の傍にいたことなどロージェノムにとってはシモンにとってのブータと同じ立ち位置であることが分かる)
劇場版
チミルフ亡き後、他の四天王と共に登場。カスタムガンメン「ゲンバー」にてキングキタン、ダヤッカイザー、キヤルンガら黒の兄妹と激闘を繰り広げる。