概要
アクワイアが開発した「剣闘士」シリーズの第3作である。
はっきり言ってしまうと「クソゲー」の類であり、尻に火のついた開発会社が苦し紛れに出した作品。前作「グラディエータービギンズ」の劣化なので買ってはいけない。
どこがまずいのか?
問題点1
今作よりファンタジー要素を取り入れ、攻撃方法に魔法が追加された。
魔法は仲間が使ってくれるのだが、この仲間NPCの頭が悪いのが大きな問題であり、ストレスをためる一番の理由になっている。
基本的に3vs3の戦闘なので、自分のキャラ以外の味方はAI操作になるのだが、恨みがあるかの様に邪魔ばっかりやってくる
- プレイヤーに向かって魔法を誤射してくる。(一部の範囲魔法は敵味方問わず巻き込む。)そうなると、味方の魔法を喰らって体勢が崩れるため、戦っていた敵から攻撃をモロ受ける。
- こっちが有利な状況で押している(コンボしている)最中に、横から味方NPCの攻撃が割り込んできて、コンボを強制中断させてくることがある。
- プレイヤーが1対1で戦ってる所に、他の敵を連れてきて、気付けばファイナルファイトのような状況になる。(このゲームは乱闘になるほど不利になる)しかも、その状態で魔法の誤射までしてくる。ここまで来ると殺意しか感じられない
- ゲーム後半にもなると、味方NPCは開幕数分で倒され、速攻で装備品を奪われる。単に敵に強化装備を提供するだけの逆プレゼントボックスと化す
問題点2
前作好評であった「ドッジ」「パリィ」といったアクションを削除した。
結果、戦術の幅が大きく減り、爽快感も消失した。
敵を一人ずつ、壁に追い詰めて、ただただボタン連打でごり押しするゲームへと変貌(そうしないと勝てない)。
問題点3
オンラインプレイが成立しない。
もともとシリーズファンしか買わないゲームなので、買う人が少なかったことに加え、あまりのクソゲーさに買ってすぐ辞めてしまった、買って1日経たずに売ったという人が多く、オンラインまで進む人が少なかったのが問題。
更には、課金フル装備の開発者(前野)がプレイヤー(上位ランカー)を一方的に虐殺し、多くのプレイヤーが去った。
発売数日後には人が少な過ぎてオンライン対戦や協力プレイができない事態にまで陥った。
問題点4
詐欺とも思える広告。
キャラクターメイキングでは、種族が3種類しかなく、人間は男だけ・エルフは女だけ・オークも一種類、声パターン3種類、輪郭3種類、顔のタイプ3種類、髪型6種類、入れ墨18パターン(肌と髪の色はカラーバーで選べる)と、同年代のに発売されたキャラメイキング機能付きのゲームより明らかに少ない。
にもかかわらず、公式PVではキャラクターメイキングにて「容姿の組み合わせは10000通り以上」と謳われている。実際はパーツを変えても変化は誤差レベルでしかなく、「種族の違い」以外は殆ど変わり映えのしないキャラしか作れない。
また、キャラを作ったところで、兜を装備すると顔が殆ど見えなくなる。また、兜を被ると頭がハゲる(髪と兜のどちらかしか表示できないプログラム。一昔前のゲームの仕様)。
見た目を重視したくても。兜を被らないと、死亡率が一気に上がる。そもそも、ミッション中は自キャラの顔なんかよく見えない。
問題点5
酷すぎる課金要素。
あくどい課金要素が多すぎて、「剣闘士」ではなく「剣投資」という名前で呼ばれてしまった。
強力な装備の殆どが有料DLCであり、買わないと強くなれない。
また、装備を強化するアイテム宝石も有料DLCである、宣伝文句として「ライバルに差を付けろ」と書かれており、一昔前の課金ガチャ商法を思い起こさせる。(課金で手に入る、宝石の種類もランダムである)。
また、倉庫の拡張や、キャラクター枠の追加なども、解放するには有料DLCで課金しなければならないため、無料でプレイしようとすると不便で仕方がない。課金させるためにわざと足かせつけたのではないかと言われるほど。
あくどい課金要素が目立ちすぎたため、「剣闘士」ではなく「剣投資」という名前で呼ばれてしまった。また、出版元の「アクワイア」も「アクドイワ」などと呼ばれている。
他にも、ミッション前後に説明やストーリーが挿入されるが、文字が小さいため、大画面モニタでなければ読みづらい。ミッション開始・終了時に流れるムービーをスキップできない等の不満点が挙げられる。
上記の悪評により、2011年クソゲーオブザイヤー次点となった。
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