注意・誘導
●原作及び2009年版アニメ(FA)→グラトニー(鋼の錬金術師) 【CV:白鳥哲】
●2003年版アニメ→グラトニー(旧鋼) 【CV:高戸靖広】
概要
賢者の石を精製するための器として生み出された。原作でも同様の設定だが、2003年版においてはグラトニーに捕食された人間の魂は、その未練によりグラトニーの内部で賢者の石に生成されるという悍ましい設定が付属している。彼が執拗に人間を喰らうのも、底なしの飢餓に苛まれているのも、全ては賢者の石の錬成の為である。
そのため、彼自身のベースとなった人体錬成の失敗作は存在しないものと思われる。
年齢としてはエンヴィーやグリード、プライドよりは下だが、少なくともスロウスが完成した時には既にラストと共に暗躍している。
終盤にラストが死んでしまったことに絶望しきってしまい、完全に心が折れて狼狽えるばかりになり、唯一のとりえである捕食すら行わなくなってしまう。
その醜態にしびれを切らしたダンテにより改造を受けて精神を奪われて暴走、賢者の石化したアルを吸収しようとしたが、傷の男の残した力により顎を消し飛ばされて失敗。
そして最終回でダンテを捕食したらしく、続編である映画版『シャンバラを征く者』では、ダンテの本拠地跡で真っ白でグロテスクなサンショウウオのような醜い怪物と化していた。どうも地底都市で石や建物ばかり食べていた結果、元の姿すら保てなくなったらしい。あとダンテを食ったのもなにがしかの影響が出たのだろうか?
最終的にはラース(大総統ではない)に倒され、『扉』を開くための代価としてラースともども消滅した。