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概要

漫画・アニメ作品のケシカスくんを基にインティ・クリエイツが開発、コナミによって2010年7月15日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。発売当時の値段は税込5250円。


ジャンルはカスアクションという一風変わったものになっており、後述する要素を含めてケシカスくんの特技をイ"カス"たゲーム内容となっている。


あらすじ

ついにゲーム業界に進出し、有頂天のケシカスくん。これにはいつもの仲間たちも祝福してくれるものだとおもっていたが、彼らの姿が見当たらない。


更に学校へ行くとボウズたちの机がラクガキだらけという事態。そのラクガキには全てこう書かれていた。


『ケシカスへ オマエが、本当の文具王ならオレの挑戦をうけてみろ。"イチバン テンゴクニ チカイ バショ"で、待っている。 KKより』


この挑戦状を受け取ったケシカスくんは学校の平和と仲間たち、そして文具王としての面子を取り戻すために戦いへ身を投じるのだった・・・


本作品の見どころ

  • カスアクション

ジャンルにもあるこのカスアクションとは、ステージに存在するラクガキをケシカスくんが消しながら敵と戦い、物語を進めていくというもの。いわば『ケシカスくん独自のバトルアドベンチャー』。ラクガキは消すことでポイントが貰えるだけでなく、後述する『必カス技』の発動に必要なカス息子を溜めることもできる。ただし、ラクガキを消す状態(通称ケシケシモード)を長時間使用すると首がもげて後述するミニカスになってしまう。


必殺技ならぬ必カス技。これはラクガキを消して溜めたカス息子を消費して、強力な技を放つというもの。カスチューム1つにつき1つの必カス技があり、その種類は多い。詳細は当該記事にて。


因みに操作上はXボタンを押すと発動できるが、マイクに息を吹きかけるとボタンを押すより発動を早められるという特徴がある。


  • 多種多様なカスチューム

ケシカスくんが身に纏うコスチュームもとい消しゴムカバー。その種類は100種類を超え、カスチューム毎に後述するステータスとカスプレ技が異なる。また、中には強力な力を秘めた存在『ケ四聖獣』のカスチュームも存在する。


また、カスチュームは2種類までセットすることができる。


  • 強さを定める5つのステータス

カスチュームにはそれぞれステータスがあり、タックル・カスプレ技・必カス技の威力に関わる『パワー』、敵やトラップ・落下によるダメージに関わる『ディフェンス』、移動速度に関わる『スピード』、タックルの飛距離に関わる『ジャンプ』、ラクガキを消す際の速さに関わる『消しパワー』の5つに分かれる。


各ステータスは☆1(最低)~☆4(最高)に振り分けられており、ステージギミックによってはジャンプや消しパワーが最大でないと隠しエリアに行けないものもある。


  • 共通アクションのジャンプ&タックルと4種類のカスプレ技

全カスチュームの共通攻撃兼移動手段として『ジャンプ&タックル』がある。これはその名の通りジャンプしながら進行方向へタックルをかますもので、敵や障害物への攻撃の他にも(ジャンプの高さに比例して)穴を飛び越えるために使うことができる。当然威力は『パワー』に比例する。


そしてカスチュームが持つもう一つの特徴、それが以下のカスプレ技である。

    • 『ソード系』:自機周囲を360度方向にソード攻撃する接近技。他のタイプでは倒せない敵を倒せる。最大3連続で振り回すことが可能。
    • 『ショット系』:自機前方にショット攻撃をする飛び道具技。ボタン押しっぱなしでショットの飛距離が伸びる。
    • 『ガード系』:自機自身にガードを張る接近技。ガード後に一瞬だけの攻撃判定があり、触れた敵にダメージをあたえられる。ガード中に敵の飛び道具攻撃が触れると、それを跳ね返す効果を持つ。
    • 『ギャグ系』:何かしらのギャグを発動させる接近技。このタイプには全部で6種類の攻撃パターンがある。また、この系統は技が発動中、無敵状態になる。
      • 『自己強化』:自身に暗示をかけ、パワーとディフェンスを数秒間向上させる。
      • 『デバフ』:ポーズをとると共に青い波動を放ち、周囲の敵のパワーとディフェンスを数秒間低下させる。
      • 『トラップ』:自身の真下に白いう〇こを設置し、踏んだ敵を転倒させる。ただし、設置者にも当たり判定がある。
      • 『回復』:溜めたカスに応じて体力を回復させる。
      • 『』:

  • 残り体力や敵・トラップによる状態変化

このゲームでは体力や一部の攻撃によってケシカスくんの姿が変わるのも最大の特徴。


    • ケシカスくん(通常時):カスチュームを身に纏った姿。そのカスチュームのステータスにあやかった行動を取ることができる。

    • ハズカス:カスチュームチェンジ中に攻撃を受ける、またはチョキリーヌなどの切断系の敵・トラップからダメージを受けた時になる姿。この状態ではカスプレ技・必カス技・コスチュームチェンジの各行動が封じられてしまうだけでなく、全ステータスが☆2で統一されてしまう。ケシカスくんに戻るには「カスチュームアイテム・もしくはライフアイテムを取る」「ブングパニックを通過する」「ステージクリアする」しかない。

    • ミニカス:通常時・ハズカス時にダメージを受け続け体力が1になるか、ケシケシモードの長時間使用で首がもげるとなる姿。こうなると穴に落ちたり転倒しても死なないが、敵の攻撃を一発でも食らえば即ヒョロカス(アウト)になってしまう。ただし、ハズカスと違ってスピードとジャンプが☆4となり機動力が向上する。

    • ヒョロカス:ダメージを受け続け、体力が0になった姿。当然体力がないためアウト判定となり、残機がある場合はその面の最初から再スタート、なければゲームオーバーでコンティニューとなる。

登場キャラクター

主人公とそれを取り巻く者たち

ゲームでも主人公。仲間たちを連れ去り自身に喧嘩を売ったKKを倒す為に立ち上がる(自称)文具王。


ケシカスの忠実な部下。KKに攫われそうになったところ転がり落ちる形で脱出。その後ケシカスと落ち合い、彼と共に仲間たちを助けるべく冒険に出る。


初期のサポートキャラとしても登場。呼び出すとケシカスが消したラクガキを書いて、カス息子を溜める手伝いをしてくれる。特にラクガキの数が制限されているボス戦において頼りになる存在。


理科室に幽閉されていたケシカスの仲間の一人。捕まっているはずなのだがゲーム開始時に何故か操作方法を教授してくれる。


サポートキャラとしては床に円形の糊を塗り、それを踏んだ敵の動きを止めることができる。一部のボスにも有効。


校長室でKKの下から脱出したケシカスのライバル。ケシカスの「チビを救いたい」という強い信念をくみ取り、力を貸してくれるようになる。


サポートキャラとしては出現場所から辺り一面に修正液をぶちまけ、かかった敵を転倒させる。


KKに連れ去られ最終ステージの『焼却炉』に囚われたケシカスの弟。仲間になるのはラスボス撃破後であるため必然的にストーリークリア後となる。


サポートキャラとしてはケシカスと一緒に近辺のラクガキを消してくれる。スピードはそこまで早くないものの消している最中は攻撃判定があり、近づく敵を吹っ飛ばしてくれる(飽くまでサブ効果だが)。



ザコ敵

  • ワルえんぴつ

芯をギンギンに尖らせた悪い顔つきの紫色の鉛筆。ケシカス(自機)を発見すると寝転がって回転突進を仕掛けてくる。突進時にはスーパーアーマー状態のため、突進する前に叩くか避けて攻撃するのが吉。

因みにストーリー後半では体力の多い大型個体が登場する。


  • ガビョウ

回転しながらゆっくりと自機目掛けて迫ってくる持ち手付き画鋲。常に攻撃判定のため、触れるとダメージを受けるが、普通にタックルでも吹っ飛ばせるので手早く片付けてしまおう。


  • 赤ペン班長

常に跳ねながら移動する真っ赤なボールペン。自機を見つけると、近づいた後高く跳躍して押し潰してくる。飛び跳ねる前に攻撃しよう。


  • シャーペン先輩

片手にシャー芯を持った歩くシャーペン。自機と一定距離を保ちながらシャー芯を投げる攻撃を行う。一回投げると芯を取り出すために棒立ちになるのでそこを叩くべし。


  • チョッキリーヌ

はさ美と似たような敵。「チョキ、チョキ」と言いながらステージ端や壁に沿って進んでいる。刃部分は触れるとカスチュームが破れてしまう他、ソードやショットの攻撃すら弾く。後ろに回り込んで持ち手側を攻撃しよう。


  • シャー芯箱

手足と顔の付いたシャー芯のケース。自機を見つけると頭の蓋を開き、シャー芯の塊を弓形に放ってくる。それ以外は移動もしなければ隙も多いので倒しやすい。ステージが進む毎に色違いが登場し、一度に放つシャー芯の数が増えていく。

因みにガードで反射可能。


  • ねんどおばけ

丸い油粘土に埴輪のような顔と短い手足が生えた敵。右手に粘土ベラを持っており、それで突き刺して攻撃してくる。2回攻撃を当てないと倒せないようになっている。一度攻撃を受けると潰れて水溜りのようになるが、その状態で自機の足元へ移動してヘラで下から突き上げてくる。その後一回りサイズが小さくなった姿で同じように襲いかかってくるが、もう一度攻撃を当てることで今度こそ倒すことができる。


  • フセンさん

柔和な顔をした黄色い付箋。この時は無害だが、攻撃を喰らうと表面の一枚が剥がれ、鬼の形相となる。この状態では自機に素早く近づき、回転しながら体当たりをしてくるようになる。


  • 黒板消し番長

手足と顔の付いた黒板消し。ボールペンと同じように跳ねながら移動し、自機を見つけると高く跳躍して押し潰してくる。また、顔のある正面は攻撃が一切通らないが、背面の持ち手側は攻撃に弱い。ソードを使えば正面からでも反転させてそのまま背中を斬りつけることが可能。


  • 彫刻刀丸

道着を身に纏った老け顔の彫刻刀。自機を見つけると左手から飛ぶ斬撃を放ってくる。当然切断属性なのでカスチュームが破れる。攻撃するまでの隙が大きいので先手を打つべし。


  • クリップガエル

つまみ部分にモノアイが付いたクリップ。カエルらしく跳ねながら自機に接近し、頭にしがみ付いた後自爆する危険な敵。爆発を食らうとカスチュームが破れてしまうので、しがみ付かれたらタックルで振り落としてから倒そう。


  • ホチキスワニ

「ワニワニ」言いながら近づいてくる四足歩行のホチキス。口から折り曲げられたホチキスの針を二発放ってくる。ガードで反射可能なので冷静に対処しよう。


みんな大嫌いな台所に出没するアイツ。見た目や動きがリアルすぎるほどに作り込まれており、個体によっては大爆発するう〇こを排泄するという汚さ。まさに黒いコナミの集大成とも言うべき存在。

因みにブングパニック等には倒すと高ポイントが貰える『金のG』が存在する。


四天王とラスボス

祝バトカス十周年

詳細は個別記事にて。

第1ステージ『教室』のボス。












評価



関連タグ

ケシカスくん

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